環境化学特論

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 環境化学特論
科目番号 0048 科目区分 専門 / 必修選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて資料を配布
担当教員 佐久間 美紀

到達目標

・ 大気環境や水環境に概要について理解し,化学的視点から説明できる。
・ 汚染物質の処理や廃棄物のリサイクルについて説明できる。
・ 微量物質の環境に対する影響や,化学物質の計量法について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球環境問題について化学的視点から説明できる。地球環境問題の種類と概要を言える。地球環境問題の種類と概要を言えない。
評価項目2環境汚染の浄化や廃棄物のリサイクルの方法および概要について理解し説明できる。環境汚染の浄化や廃棄物のリサイクル方法の種類を言える。環境汚染の浄化や廃棄物のリサイクル方法の種類を言えない。
評価項目3微量汚染物質の測定・分析方法の種類や概要について理解し説明できる。微量汚染物質の測定・分析方法の種類を言える。微量汚染物質の測定・分析方法の種類を言えない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
環境に関連する分野は非常に広いが,大気環境や水環境を中心に化学的な視点から説明を行う。また,様々な微量物質の環境への影響とその分析・測定方法についての説明を行う。
授業の進め方・方法:
授業はパワーポイントを用いて講義形式が中心となり,試験は定期試験の1回のみ実施する。また,この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートと課題発表を各1~2回課すことがあります。
注意点:
講義内容や自分自身の研究と環境との係わりに関する調査やレポート課題等を課すので,積極的に取り組むこと。また,授業90分に対して参考図書や配布プリントを活用して90分以上の予習・復習を行うこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 地球環境と化学 地球環境問題の概要について説明できる
3週 大気環境① 大気汚染の概要と大気汚染物質の化学的特性について理解できる
4週 水環境① 水質汚濁の概要について理解できる
5週 水環境② 酸性雨の概要について理解できる
6週 大気環境② 悪臭物質と化学的特性について理解できる
7週 まとめ
8週 微量汚染物質の化学 環境汚染物質の概要について理解できる
2ndQ
9週 化学物質のリスク評価
環境物質のリスクやその評価について理解できる
10週 環境化学物質の計測法
主な環境汚染物質の測定法について説明できる
11週 廃棄物とリサイクル 廃棄物の概要および現状と,そのリサイクルについて理解できる。
12週 環境とエネルギー エネルギーの歴史と日本のエネルギーの将来について理解できる
13週 環境浄化技術 環境浄化技術について説明できる
14週 まとめ
15週 前期 定期試験
16週 定期試験の返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・レポート等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603000010100
基礎的能力603000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000