概要:
序盤は,ソフトウェアとは何であるかという定義からはじまり,その開発方法について学ぶ.
中盤以降は,Java言語によるプログラミングやUMLなどについて学習する.
授業の進め方・方法:
序盤は座学であるが,中盤以降はJavaによるプログラミング演習も多く含む.ただし,基本的に教科書の内容に沿った内容であるので,Java言語やオブジェクト指向プログラミングに触れたことがなくても問題はない.
注意点:
ソフトウェアとは,パッケージプログラムだけを指すのではない.詳細については授業内で説明するが,ソフトウェアおよびその開発について広い視野を持つことが必要である.
教科書を必ず各自で準備すること.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 3 | |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 3 | |
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。 | 3 | |
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 3 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 3 | |
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 3 | |
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。 | 3 | |
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。 | 3 | |