現代社会の抱える問題点について主体的に考え、また一見現代とは無関係な広大の社会や宗教について現代との関わりという観点から認識を深める。
概要:
現代文明の成り立ちとその歴史的拝見について常に考え、一見無関係なところから現代人が抱える問題点の解決策を探っていく
授業の進め方・方法:
現代文明を理解するためのトピックを学ぶため、適性な教材を用いて現代社会の成果と問題を探る
注意点:
授業90分に対して、紹介する教材を用いて180分以上の予習と復習を実施すること
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ヒトラーとドイツ |
独裁政治の問題点を、代表的な事例から理解できる
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2週 |
現代のテロ |
テロの脅威について、具体的な事例から理解することができる
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3週 |
明治日本における民主主義の萌芽 |
明治期日本に民主主義の芽が育たなかった理由を理解できる
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4週 |
鉄道と文明 |
鉄道がもたらした文明の変化を理解できる
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5週 |
技術は人を救うか(八田與一の事例) |
技術者が人々を豊かにし幸福をもたらす可能性を実例から理解できる
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6週 |
東欧における民主化の達成 |
東欧社会の転換過程から、民主化の意義と課題を理解できる
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7週 |
技術は人を救うか(西岡京治の事例) |
技術者が人々に幸福をもたらし国家を豊かにする可能性を実例から理解できる
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8週 |
ムッソリーニのファシズム |
ヒットラーとは別の形での独裁政治をおこなったムッソリーニの事例から、独裁の問題点を探る
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2ndQ |
9週 |
地域と差別 |
世界のどこにでもある、地域差別の問題点を理解できる
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10週 |
スペイン風邪の衝撃 |
100年前世界をゆるがしたスペイン風邪の問題から、人類と疫病の深い関係を理解できる
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11週 |
日本のスペイン風邪 |
日本に与えたスペイン風邪の打撃について理解できる
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12週 |
インドと仏教 |
インド文明と仏教成立について理解できる
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13週 |
ローマ文明と中国文明 |
現在にも巨大な影響を与えた、ローマ文明と中国文明の成立状況を理解できる
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14週 |
キリスト教の誕生 |
世界最大の宗教の成立事情を理解できる
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15週 |
ギリシア文明の成立 |
ギリシア文明の政治・科学の独自性を理解できる
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16週 |
まとめ |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。 | 3 | |
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。 | 3 | |
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。 | 3 | |
公民 | 哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。 | 3 | |
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。 | 3 | |
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。 | 3 | |
地歴・公民 | 社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。 | 3 | |
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。 | 3 | |
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。 | 3 | |
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。 | 3 | |