ドイツ語演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ドイツ語演習Ⅰ
科目番号 0003 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 制御・情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 Schritte plus 3 Kursbuch + Arbeitsbuch (Hueber Verlag, 2010.)独和辞典
担当教員 柴田 育子

到達目標

ドイツ語の読解力の向上(独検2級、およびCEFR B1レベルの読解力の習得)
ドイツ語の聞き取りの力の向上(独検2級、およびCEFR B1レベルの聞き取り力の習得)
ドイツ語の筆記力の向上(独検2級、およびCEFR B12レベルの筆記力の習得)会話力の向上
ドイツ語会話力の向上(独検2級、およびCEFR B1レベルの会話力の習得)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安あと一歩(可)もっと努力(不可)
評価項目1ドイツ語の中級レベルの文法事項を習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項をほぼ習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項をだいたい習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項を習得していない。(独検2級レベル)
評価項目2ドイツ語発音の規則にしたがい、イントネーションに配慮してよどみなくドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則から多少逸脱することもあるが、イントネーションに配慮してドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則から多少逸脱することもあるが、内容理解を妨げないレベルでドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則からの逸脱が著しく、発しているドイツ語を聞き手が理解できない。
評価項目3ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの会話表現ができる。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの会話表現がほぼできる。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの会話表現がだいたいできる。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの会話表現がほとんどできない。
評価項目4ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの単語を習得している。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの単語をほぼ習得している。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの単語をだいたい習得している。ドイツ語でGER:B1(中級)レベルの単語をほとんど習得していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
欧州言語共通参照枠A2+に対応したテキストSchritte plus 3を使い、ドイツ語の読解力、聴解力、筆記力、会話力の更なる向上を目指す。ドイツ語検定2級・欧州言語共通参照枠B1合格が可能となる総合的なドイツ語を身につける。本授業では、Kreatives Schreiben(クリエイティブライティング)、ドイツ語を「書く力」を向上させることに重点を置く。自らでテーマを決め、そのテーマについて600語程度の論理的な文章・ドイツ語記事を執筆できるようになる。本授業の最後には、受講者が自ら決めたテーマに沿ってドイツ語作文を提出する。
授業の進め方・方法:
4名のグループを作り、演習形式で授業を進める。授業内で提示された課題を、1)個人、2)ペア、3)グループで解いていく。
ドイツ語の聴解力を高めるため、Deutsche Welleのtelenovla,Jojo sucht das Glück(1話5分程度)を毎回視聴する(ドイツ語Ⅲからの継続視聴)。
ドイツ語の会話力を高めるため、年4回の口頭試験を実施する。
ドイツ社会と文化をより良く理解するため、年間4回程度、ドイツ人講師を招いてProjektunterrichtを実施する。
注意点:
ドイツ語Ⅱ・Ⅲからの継続受講を基本とする。ドイツ語Ⅱ・Ⅲで習得した中級レベルのドイツ語の文法事項、CEFR A2レベルの語彙力を習得しているこが必要である。
独検2級、およびGER:B1の学習内容レベルの授業を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス 自己紹介や他者紹介。これまで学んできた、ドイツ語やドイツ語圏の文化のどこのようなことに興味を抱いているのかを、第三者にドイツ語で説明する。
2週 Lektion 1 Ankommen
Folge 1: Aller Anfang ist schwer.
Familie, Wohn- und Lebensformenに関する語彙を増やす(目標50語)。Wohn- und Lebensformenについて、ドイツ語で説明する。(ドイツ語会話力の向上)
3週 Lektion 1 Ankommen
Folge 1: Aller Anfang ist schwer.
接続詞weil, dennを用いて、文章を数多く作ることができる。sein, habenを使った現在完了形について復習する。
4週 Lektion 1 Ankommen
Folge 1: Aller Anfang ist schwer.
接続詞weil, dennを用いて、文章を数多く作ることができる。sein, habenを使った現在完了形について復習する。
5週 Lektion 1 Ankommen
Folge 1: Aller Anfang ist schwer.
理由を述べる表現について学ぶ。自分の意見を根拠づける表現がドイツ語でできるようになる。Genetivの表現について学ぶ。
6週 Lektion 2 Zu Hause
Folge 2: Was man hat, das hat man.
Wohnung, Miethausに関する語彙を増やす(目標50語)。Verben mit Wechselpräpositionについて学び、語彙を増やす(目標30語)。
7週 Lektion 2 Zu Hause
Folge 2: Was man hat, das hat man.
Miethausでの隣人との会話を、シミュレーションしてみる。Partnerarbeit;(ドイツ語会話力と発音の向上)
8週 Lektion 2 Zu Hause
Folge 2: Was man hat, das hat man.
Direktionanadverben: hierhin, dahin, dorthin, rein, raus, runter, ...を使った表現を覚える。(ドイツ語表現力の向上)
2ndQ
9週 Lektion 2 Zu Hause
Folge 2: Was man hat, das hat man.
MiethausでのさまざまなMitteilungenを読む。(ドイツ語読解力の向上)
10週 Lektion 3 Essen und Trinken
Folge 3: Eine Hand wäscht die andere.
Essen(食事) と Trinken(飲み物)に関する語彙を増やす(目標50語)。
11週 Lektion 3 Essen und Trinken
Folge 3: Eine Hand wäscht die andere.
疑問詞を使った表現のヴァリエーションを増やす。3・4格支配の前置詞について復習する。
12週 Lektion 3 Essen und Trinken
Folge 3: Eine Hand wäscht die andere.
レストランでの会話を、シミュレーションしてみる。Partnerarbeit;(ドイツ語会話力と発音の向上)
13週 Lektion 3 Essen und Trinken
Folge 3: Eine Hand wäscht die andere.
Ich essen nie Fleisch. のテキストを読み、ドイツのベジタリアンカルチャーについて理解する。またそれについての自分の見解をドイツ語で述べる。(ドイツ語読解力・表現力の向上)
14週 Projektunterricht ドイツ人講師を招いて、これまで学習してきた内容に関連するプロジェクト授業を行う。
15週 Projektunterricht ドイツ人講師を招いて、これまで学習してきた内容に関連するプロジェクト授業を行う。
16週 期末試験 これまでに学習した内容の到達度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602000200100
基礎的能力602000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000