ソフトウェア工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ソフトウェア工学
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御・情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 川場 隆「新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説」秀和システム(2018年),3278円
担当教員 齋藤 康之

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ソフトウェアとその開発手法ソフトウェアおよびその開発手法について十分に理解できる.ソフトウェアおよびその開発手法について理解できる.ソフトウェアおよびその開発手法の理解が不十分である.
オブジェクト指向プログラミングオブジェクト指向プログラミングについて十分に理解できる.オブジェクト指向プログラミングについて理解できる.オブジェクト指向プログラミングの理解が不十分である.

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 B-2 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前半は,ソフトウェアとは何であるかという定義からはじまり,その開発方法について学ぶ.
後半は,Java言語によるプログラミングやUMLなどについて学習する.
授業の進め方・方法:
序盤は座学であるが,t中盤以降はJavaによるプログラミング演習も多く含む.ただし,基本的に教科書の内容に沿った内容であるので,Java言語やオブジェクト指向プログラミングに触れたことがなくても問題はない.
注意点:
ソフトウェアとは,パッケージプログラムだけを指すのではない.詳細については授業内で説明するが,ソフトウェアおよびその開発について広い視野を持つことが必要である.
教科書を必ず各自で準備すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ソフトウェアとは. ソフトウェア設計に関する歴史・周辺知識を知る.
2週 ソフトウエア開発 ソフトウェア開発における留意点を理解する.
3週 ソフトウエア開発プロセス(1) ウォーターフォールモデルについて理解する.
4週 ソフトウエア開発プロセス(2) 様々なソフトウェア開発モデルを理解する.
5週 ソフトウエア開発プロセス(3) 様々なソフトウェア開発モデルを理解する.
6週 オブジェクト指向プログラミング(1) クラスの作り方について理解する.
7週 オブジェクト指向プログラミング(2) インスタンスの作り方と使い方について理解する.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験の答案返却と解説,オブジェクト指向プログラミング(3) クラスの仕組みについて理解する.
10週 オブジェクト指向プログラミング(4) インスタンスと参照について理解する.
11週 オブジェクト指向プログラミング(5) 継承について理解する.
12週 オブジェクト指向プログラミング(6) 参照の自動型変換,オーバーロードとオーバーライドについて理解する.
13週 オブジェクト指向プログラミング(7) ポリモーフィズム,抽象クラスについて理解する.
14週 オブジェクト指向プログラミング(8) インタフェース,例外処理について理解する.
15週 後期定期試験
16週 後期定期試験の答案返却と解説 問題の回答について理解する.

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000