到達目標
・ 一般的な倫理学理論および技術者倫理に特化した理論を理解すること
・ 技術者の社会における位置づけおよび役割を理解すること
・ 技術者が実際に直面した事例をもとに、どのような倫理的判断が可能かについて展望を持つことができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 技術者に特有の倫理問題とは何かを明確に説明できる。 | 技術者に特有の倫理問題とは何かをある程度説明できる。 | 技術者に特有の倫理問題とは何かが説明できない。 |
評価項目2 | 技術者が直面してきた具体的な事例について明確に説明できる。 | 技術者が直面してきた具体的な事例についてある程度説明できる。 | 技術者が直面してきた具体的な事例について説明できない。 |
評価項目3 | 倫理問題に直面した際に適切に議論することができる。 | 倫理問題に直面した際にある程度議論することができる。 | 倫理問題に直面した際に議論することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
専攻科課程 A-2
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JABEE A-2
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教育方法等
概要:
講義により基本知識を獲得し、小テストあるいはレポート課題によりその習得を目指す。
授業の進め方・方法:
知識習得のための講義を中心とするが、講義内では課題やディスカッションの機会も設ける。なお、この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習を180分以上行うこと。
注意点:
自分が今後遭遇する可能性のある問題が扱われていることを自覚することが大切である。その上で、知識の習得と併せて、自分自身の考えを構築していこうとする努力が必要である。また、英語の文献を扱うことがある。予習・復習の課題として出すこともあるが、英語文献の基本的な読解力はエンジニアにとって必須であることを理解し、積極的に取り組むこと。講義内で、英文読解についても簡単な説明は与える。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション |
講義の方針等について理解する。
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2週 |
技術者倫理の基礎知識① |
説明責任、製造物責任等の基本的な知識を習得する。
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3週 |
技術者倫理の基礎知識② |
情報倫理の問題を理解する。
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4週 |
技術者倫理の基礎知識③ |
持続可能性を含めた、環境倫理の基本的な問題について理解する。
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5週 |
技術者倫理の基礎知識④ |
国際社会における技術者の役割と責任について理解する。
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6週 |
技術者倫理の基礎知識⑤ |
知的財産についての基本的な知識を習得する。
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7週 |
技術者倫理の基礎知識⑥ |
技術者の社会的責任とは何かを理解する。
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8週 |
技術者倫理の基礎知識⑦ |
リスクとは何かについての基本的な知見を理解する。
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4thQ |
9週 |
技術者倫理の基礎知識⑧ |
リスクコミュニケーションの問題とはどのようなものかを理解する。
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10週 |
技術者倫理の基礎知識⑨ |
ヒューマンエラーの仕組みについて理解する。
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11週 |
技術者倫理の基礎知識⑩ |
倫理学の基本的な考え方として、功利主義について理解する。
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12週 |
技術者倫理の基礎知識⑪ |
倫理学の基本的な考え方として、義務論について理解する。
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13週 |
技術者倫理の基礎知識⑫ |
倫理学の基本的な考え方として、徳倫理について理解する。
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14週 |
技術者倫理の基礎知識⑬ |
倫理学の応用事例として、応用倫理学の代表的な事例を検討する。
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15週 |
技術者倫理の基礎知識⑭ |
倫理学の応用事例として、応用倫理学の代表的な事例を検討する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |