環境生物工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 環境生物工学
科目番号 0009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配付
担当教員 上村 繁樹

到達目標

・ バイオレメディエーションの基本的な理論とその応用事例について説明できる
・ 環境浄化に関わる生物学の基礎知識について説明できる
・ 酵素反応速度の発展的な計算や基礎的な生体反応の簡単な熱力学計算ができる
・  分子生物学の基礎とその環境微生物検出の応用について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1応用問題が解ける十分な理解を得ている理解していない
評価項目2応用問題が解ける十分な理解を得ている理解していない
評価項目3応用問題が解ける十分な理解を得ている理解していない
評価項目4応用問題が解ける十分な理解を得ている理解していない

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 B-2 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建設工学でも昨今は環境保全のためにバイオレメディエーションの知識や応用力が必要とされる。本講義では、バイオレメディエーションの理解と応用のための、生物工学的な基礎知識と応用問題を学習する。本科目は企業で環境保全プラント関係の研究・開発、設計等の業務を担当していた教員が,その経験を活かし,バイオレメディエーションやその生物化学的理解の知見を講義形式で授業を行うものである.
授業の進め方・方法:
講義形式が主だが、演習・レポート課題も多く行う。
注意点:
本科目では、環境浄化、環境修復を論じるうえで、欠かすことのできない基礎知識の修得を目的とするため、化学、生物学などをよく復習し、解らなければ随時質問に来ること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 バイオレメディエーション1 バイオレメディエーションの理論とその応用事例を理解する(MCC)
2週 バイオレメディエーション2 バイオレメディエーションの理論とその応用事例を理解する(MCC)
3週 バイオレメディエーション3 バイオレメディエーションの理論とその応用事例を理解する(MCC)
4週 バイオレメディエーション4 バイオレメディエーションの理論とその応用事例を理解する(MCC)
5週 生物学の基礎1 細胞構造や遺伝子、遺伝情報の伝達、酵素反応などの基礎知識を理解する(MCC)
6週 生物学の基礎2 細胞構造や遺伝子、遺伝情報の伝達、酵素反応などの基礎知識を理解する(MCC)
7週 生物学の基礎3 細胞構造や遺伝子、遺伝情報の伝達、酵素反応などの基礎知識を理解する(MCC)
8週 生物学の基礎4 細胞構造や遺伝子、遺伝情報の伝達、酵素反応などの基礎知識を理解する(MCC)
2ndQ
9週 生物学の基礎5 細胞構造や遺伝子、遺伝情報の伝達、酵素反応などの基礎知識を理解する(MCC)
10週 酵素反応速度論1 基質消費速度に関する式とその発展形の理論を理解する(MCC)
11週 酵素反応速度論2 基質消費速度に関する式とその発展形の理論を理解する(MCC)
12週 酵素反応速度論3 基質消費速度に関する式とその発展形の理論を理解する(MCC)
13週 分子生物学の基礎1 分子生物学の基礎およびその応用としての特定遺伝子検出技術の理論を理解する(MCC)
14週 分子生物学の基礎2 分子生物学の基礎およびその応用としての特定遺伝子検出技術の理論を理解する(MCC)
15週 熱力学1 平衡熱力学と生体反応の関係を理解する(MCC)
16週 熱力学2 平衡熱力学と生体反応の関係を理解する(MCC)

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力6060
専門的能力2020
分野横断的能力2020