応用材料工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 応用材料工学
科目番号 0012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 担当者作成の資料を使用する
担当教員 青木 優介

到達目標

・コンクリート構造物の非破壊検査を理解する。
・コンクリート構造物の維持管理を理解する。
・コンクリート構造物の補修について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
非破壊検査コンクリート構造物の非破壊検査について他者に説明できる。コンクリート構造物の非破壊検査について理解できる。コンクリート構造物の非破壊検査について理解できない。
維持管理コンクリート構造物の維持管理について他者に説明できる。コンクリート構造物の維持管理について理解できる。コンクリート構造物の維持管理について理解できない。
補修コンクリート構造物の補修について他者に説明できる。コンクリート構造物の補修について理解できる。コンクリート構造物の補修について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・コンクリート構造物の現状と課題について学ぶ。
・コンクリート構造物の診断にあたって,非破壊検査ならびに微破壊検査を体験し,理解する。
・コンクリート構造物の補修方法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
・実橋の点検やコンクリートコア採取など,実習形式を多く取り入れる。
・コンクリート構造物の補修についてはプロの技術者の方より特別講義を受ける。
注意点:
・点検や作業も安全第一である。緊張して参加すること。
・本科目は学修単位科目であり,授業時間の2倍以上の自学自習時間を要する。
・寒い時期の作業になることもある。防寒など万全で臨むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
説明資料の配布
本科目の方針や評価方法を学ぶ
2週 コンクリート構造物の現状と課題 コンクリート構造物の現状と課題について学ぶ
3週 構造物の要求性能と維持管理① 構造物の要求性能と維持管理の流れについて学ぶ
4週 構造物の要求性能と維持管理② 構造物の要求性能と維持管理の流れについて学ぶ
5週 構造物の点検① 構造物の点検の流れを学ぶ
6週 構造物の点検② 実橋を対象に構造物の点検実習を行う
7週 構造物の点検③ 点検データの整理を行う
8週 後期中間試験は行わず,
作業データの整理
授業アンケート回答
作業データの整理を行う
授業アンケートに回答する
4thQ
9週 構造物の劣化診断① 鉄筋探査作業を実習する
10週 構造物の劣化診断② コア採取作業を実習する
11週 構造物の劣化診断③ 中性化深さ測定および劣化予測を行う
12週 非破壊検査① 非破壊検査の概要について学ぶ
13週 非破壊検査② 反発硬度法による圧縮強度の推定を行う
14週 補修に関する特別講義 プロの技術者より補修に関する特別講義を受ける
15週 後期定期試験の返却
授業の総括
後期定期試験の返却を受ける
授業を振り返る
16週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
非破壊検査040000040
維持管理040000040
補修020000020