環境情報・保全工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 環境情報・保全工学
科目番号 0012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 オリジナルの資料を使用
担当教員 湯谷 賢太郎

到達目標

◇水環境分野において,どのようにプログラムが用いられているのか,基礎的な事項に触れ,どのような計算が行われているのか理解できる.
◇計算結果の理解ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
プログラムに対する理解プログラムの欠けた部分を適切に加筆できるプログラムを読んで理解できるプログラムを読んで理解できない
出力結果の理解プログラム出力結果を適切に分析,作図できるプログラム出力結果の意味が分かるプログラム出力結果の意味が分からない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
本講義は水・環境分野での基礎的なプログラムの利用について,実際にプログラムを作成し,実行し,結果を分析することによって学ぶ.
授業の進め方・方法:
講義は各テーマについての解説を行い,その後に実際にプログラムを作成する.2~3回を1セットとして進める.欠席があると講義に加われなくなるので注意が必要である.
評価方法:
課題40%,最終レポート60%で評価する.
参考図書:
・土木学会『水理公式集例題プログラム集』土木学会,2002年
・楠田哲也・巌佐庸『生態系とシミュレーション』朝倉書店,2002年,468/Ku91s
注意点:
※※※本講義では,各自でPCを用意することが必要です.※※※
本講義は選択科目です.自分の将来や興味を考えて登録してください.用いる言語は,各自の自由とします.研究で用いている言語や,これから学びたい言語を選択してもらって構いません.また,本講義は演習が中心となる講義です。出席し,講義内で行われる演習の課題を提出することが大切です.課題提出が行われないと単位の取得が困難になります.また,全て欠席したテーマに関しては課題の提出を認めません.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 水環境・生態学の分野でどのようにシミュレーション,モデル化が行われているのか学ぶ
2週 拡散方程式の解の作図① プログラミングの復習と作図ができる
3週 拡散方程式の解の作図② プログラミングの復習と作図ができる
4週 簡易生態系モデル(ルンゲクッタ法)① 簡易生態系モデルを例にルンゲクッタ法を学ぶ
5週 簡易生態系モデル(ルンゲクッタ法)② 簡易生態系モデルを例にルンゲクッタ法を学ぶ
6週 簡易生態系モデル(ルンゲクッタ法)③ 簡易生態系モデルを例にルンゲクッタ法を学ぶ
7週 流出解析(ニュートン法)① 流出解析を例にニュートン法を学ぶ
8週 流出解析(ニュートン法)② 流出解析を例にニュートン法を学ぶ
4thQ
9週 流出解析(ニュートン法)③ 流出解析を例にニュートン法を学ぶ
10週 拡散方程式の数値解(差分法)① 拡散方程式を例に差分法を学ぶ
11週 拡散方程式の数値解(差分法)② 拡散方程式を例に差分法を学ぶ
12週 生物を含む水質予測モデル 生態系モデルについて学ぶ
13週 レポートの作成 プログラムを用いて与えられた課題を解く
14週 レポートの作成 プログラムを用いて与えられた課題を解く
15週 レポートの作成 プログラムを用いて与えられた課題を解く
16週

評価割合

課題レポート合計
総合評価割合4060100
プログラムに対する理解06060
出力結果の理解40040