英語総合

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語総合
科目番号 G0101 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ・吉塚弘ほか『BEST PRACTICE FOR THE TOEIC® L&R TEST』 成美堂、2022年(初版)、 本体2500円+税
担当教員 瀨川 直美

到達目標

・実用英検準2級以上合格またはTOEIC400点以上の英語力があることを前提に、実用英検2級以上合格またはTOEIC500点以上を獲得可能となる総合的な英語力を身につける。
・語彙集を学習することで、基礎的な語彙の定着を図る。
・聞いたり読んだりして理解するという受動的な学習に加え、音読や書写といった能動的な繰り返し学習を通して、使える英語を身につける。
・ペアやグループにおける英語でおこなうコミュニケーション活動に参加して、積極的に英語を使うようにする。
・英語でプレゼンテーションをすることを通し、自分の意見や考えをわかりやすく人に伝える技術を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 語彙本科で学習した語彙が定着しており、英文を読む、書く、聞く、発話をする際に活用できる。本科で学習した語彙が定着しており、英文を読む、書く、聞く、発話をする際にほぼ活用できる。本科で学習した語彙が定着しており、英文を読む、書く、聞く、発話をする際に活用できない。
評価項目2 リスニングいろいろな発音で読まれる英語を聞いて、その内容を正確に理解して聞き取ることができる。いろいろな発音で読まれる英語を聞いて、その内容をほぼ正確に理解して聞き取ることができる。いろいろな発音で読まれる英語を聞いて、その内容を正確に理解して聞き取ることができない。
評価項目3 アウトプット単語の発音やアクセントなどを正確に理解し、アウトプットすることができる。日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて発話することができる。単語の発音やアクセントなどをほぼ正確に理解し、アウトプットすることができる。日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いてほぼ発話することができる。単語の発音やアクセントなどを正確に理解することができず、アウトプットすることができない。日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて発話することができない。

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 C-3 説明 閉じる
JABEE C-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では、メインテキストを使用して、英語の4技能(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)の向上を図る。授業では、音声を聞いて、実際に声を出して音読したり、音声を聞いて書き取る練習なども行っていく。また、ペアやグループ学習を積極的に取り入れることで、インプットからアウトプットへつなげていくことも目的とする。授業で使用するテキストには、TESTUDYというe-learning+オンラインテストのシステムも付属でついており、自主学習を通して学習内容の復習をおこなうことで、理解度を深めていく。さらに、語彙力の向上と定着を図るための自主学習も提示し、定期的に理解度の確認(小テストなど)を実施する。
授業の進め方・方法:
・授業は、教科書を中心に各ユニットでターゲットとなっている文法項目について理解した上で、その知識を用いて各問題に取り組んでいく。
・授業では、リスニング練習でインプットしたものを発話などのアウトプットへつなげていく練習も行うので、(ペアやグループなどで実施する)活動に、積極的に参加することが非常に重要である。
・語彙力強化のため、語彙学習の資料などを配布したり提示する。それらの資料で学習した内容を確認するため、定期的に小テストを実施する予定である。日程などの詳細については、授業で説明する。
注意点:
評価については、リスニングを含む定期試験を70%、授業中に定期的に実施する小テストを10%、自主学習の課題を10%、ペアやグループ学習の活動発表を10%の割合として総合的に評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・講義についてのガイダンス
・基礎英語力診断テスト
・講義における学習方法や自主学習の方法ついて理解する。
・自分の現在の基礎英語力を知る。
・語彙力向上のための自主学習方法について確認する。
2週 ・Unit 1:Restaurants
・語彙学習とTESTUDY(e-learning学習による復習)
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・自主(語彙・e-learning)学習を通して、語彙力や学習した内容の定着を図る。
3週 ・Unit 2:Entertainment(不定代名詞)
・語彙学習とTESTUDY(e-learning学習による復習)
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・自主(語彙・e-learning)学習を通して、語彙力や学習した内容の定着を図る。
4週 ・Unit 3:Business(現在・過去の時制)
・語彙学習とTESTUDY(e-learning学習による復習)
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・自主(語彙・e-learning)学習を通して、語彙力や学習した内容の定着を図る。
5週 ・Unit 4:The Office(現在完了)
・語彙学習とTESTUDY(e-learning学習による復習)
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・自主(語彙・e-learning)学習を通して、語彙力や学習した内容の定着を図る。
6週 ・Unit 5:Telephone(前置詞[時・時期])
・語彙学習とTESTUDY(e-learning学習による復習)
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・自主(語彙・e-learning)学習を通して、語彙力や学習した内容の定着を図る。
7週 ・Unit 6:Letters & E-mails
・語彙学習とTESTUDY(e-learning学習による復習)
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・自主(語彙・e-learning)学習を通して、語彙力や学習した内容の定着を図る。
8週 ・Reviewと確認テスト1(前期中間試験)
・ペア・グループ学習活動についての概要説明
・前半までの学習内容の理解度を確認し、後半の学習意欲につなげる。
・後半で実施するペア・グループ学習について理解し、準備を始める。
2ndQ
9週 ・確認テスト1の結果と解説
・Unit 7:Health(数量形容詞)
・ペア・グループ学習
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・ペア・グループ学習を通して、使える英語を身につける。
10週 ・Unit 8:The Bank & The Post Office(自動詞と他動詞)
・ペア・グループ学習
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・ペア・グループ学習を通して、使える英語を身につける。
11週 ・Unit 9:New Products(接尾辞と品詞-形容詞)
・ペア・グループ学習
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・ペア・グループ学習を通して、使える英語を身につける。
12週 ・Unit 10:Travel(接尾辞と品詞-副詞)
・グループ学習活動の発表
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・ペア・グループ学習を通して、使える英語を身につける。
13週 ・Unit 11:Daily Life(分詞構文)
・グループ学習の活動発表
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・ペア・グループ学習を通して、使える英語を身につける。
14週 ・Unit 12:Job Applications(比較)
・グループ学習活動の発表
・Review
・本Unitのターゲットとなっている文法項目を理解する。
・各パートの問題に解答し、リスニング・リーディング力を向上させる。
・声に出して音読練習をすることで、発話力の向上も図る。
・ペア・グループ学習を通して、使える英語を身につける。
15週 確認テスト2(前期期末試験) 後半で学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験結果の返却と解説、総まとめ ・不足していた知識などを確認し、今後の英語学習につなげる。
・ペア・グループ学習について振り返り、学習成果を確認する。
・自主学習の振り返りをおこなう。

評価割合

試験リスニングテスト単語テスト課題合計
総合評価割合70101010100
基礎的能力70101010100