構造数値解析学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 構造数値解析学
科目番号 0020 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 石井 建樹

到達目標

数値計算手法の基礎を理解し,弾性体の力学的挙動解析のための技術の基礎を習得すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
梁の曲げ振動モード梁の曲げ振動モードを理解し,複雑な境界条件の振動モードを算出できる梁の曲げ振動モードを理解し,簡単な境界条件の振動モードを算出できる梁の曲げ振動モードを算出できない
部材の剛性マトリックス部材の剛性マトリックスの基礎を理解し,一般式を誘導できる部材の剛性マトリックスの基礎を理解できる部材の剛性マトリックスを理解できない
有限要素法の基礎有限要素法の基礎式を理解し,解のメッシュ依存性を理解できる有限要素法の基礎式を理解できる有限要素法の基礎式を理解できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
これまでに学習した構造力学の内容を踏まえて、数値解析手法について学習する。また有限要素法を適用した構造計算について学ぶ。
授業の進め方・方法:
・授業時間に対して倍の時間の予習・復習を行うこと。
・授業中に演習問題を課すので、解答できるようになるまで何度でも復習すること。
・補助教科書として,以下の書籍を挙げておくので,適宜参考にして学習の助けとすること。
 (1)柴田明徳 著『最新 耐震構造解析(第2版)』森北出版,2007年
注意点:
本授業は,講義を通じて骨組構造物の振動解析の基礎を理解すること,有限要素解析の基礎を理解することが目的であり,あいまいな点があれば随時質問に訪れること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 梁の曲げ振動 梁の曲げ振動モードを算出できる
2週 梁の曲げ振動 梁の曲げ振動モードを算出できる
3週 梁の曲げ振動 梁の曲げ振動モードを算出できる
4週 部材の剛性マトリックス 部材の剛性マトリックスの一般式を誘導できる
5週 部材の剛性マトリックス 部材の剛性マトリックスの一般式を誘導できる
6週 部材の剛性マトリックス 部材の剛性マトリックスの一般式を誘導できる
7週 部材の剛性マトリックス 部材の剛性マトリックスの一般式を誘導できる
8週 後期中間試験 後期中間試験までの内容
4thQ
9週 有限要素法の基礎 有限要素法の基礎式を理解できる
10週 有限要素法の基礎 有限要素法の基礎式を理解できる
11週 有限要素法の基礎 有限要素法の基礎式を理解できる
12週 有限要素法による解法 有限要素法による構造計算ができる
13週 有限要素法による解法 有限要素法による構造計算ができる
14週 有限要素法による解法 有限要素法による構造計算ができる
15週 後期定期試験 後期定期試験までの内容
16週 後期定期試験の解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポートその他合計
総合評価割合000001000100
基礎的能力0000040040
専門的能力0000060060
分野横断的能力00000000