ドイツ語演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ドイツ語演習Ⅰ
科目番号 0020 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 Schritte. international neu 3, A2/1, Kursbuch + Arbeitsbuch (Hueber Verlag, 2021)、独和辞典
担当教員 柴田 育子

到達目標

ドイツ語の読解力の向上(独検3・2級、およびCEFR A2・B1レベルの読解力の習得)
ドイツ語の聞き取りの力の向上(独検3・2級、およびCEFR A2・B1レベルの聞き取り力の習得)
ドイツ語の筆記力の向上(独検3・2級、およびCEFR A2・B12レベルの筆記力の習得)会話力の向上
ドイツ語会話力の向上(独検3・2級、およびCEFR A2・B1レベルの会話力の習得)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安あと一歩(可)もっと努力(不可)
評価項目1ドイツ語の中級レベルの文法事項を習得している。(独検3・2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項をほぼ習得している。(独検3・2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項を概ね習得している。(独検2級レベル)ドイツ語の中級レベルの文法事項を習得していない。(独検2級レベル)
評価項目2ドイツ語発音の規則にしたがい、イントネーションに配慮してよどみなくドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則から多少逸脱することもあるが、イントネーションに配慮してドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則から多少逸脱することもあるが、内容理解を妨げないレベルでドイツ語を読むことができる。ドイツ語発音の規則からの逸脱が著しく、発しているドイツ語を聞き手が理解できない。
評価項目3ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの会話表現ができる。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの会話表現がほぼできる。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの会話表現が概ねできる。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの会話表現がほとんどできない。
評価項目4ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの単語を習得している。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの単語をほぼ習得している。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの単語を概ね習得している。ドイツ語でGER:A2・B1(中級)レベルの単語をほとんど習得していない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
欧州言語共通参照枠A2+に対応したテキストSchritte. international neu 3を使い、ドイツ語の読解力、聴解力、筆記力、会話力の更なる向上を目指す。ドイツ語検定2級・欧州言語共通参照枠B1合格が可能となる総合的なドイツ語を身につける。
授業の進め方・方法:
4名程度のグループを作り、演習形式で授業を進める。授業内で提示された課題を、1)個人、2)ペア、3)グループで解いていく。
ドイツ語の聴解力を高めるため、Deutsche Welleのtelenovla(1回5分程度)を毎回視聴する。
ドイツ語の会話力を高めるため、ドイツ語のプレゼンテーションを実施する。
ドイツ社会と文化をより良く理解し、実践的なドイツ語に慣れるため、ドイツ語母語話者の講師を招いてProjektunterrichtを実施する。
注意点:
ドイツ語IIA・Bの評価点が高いか否かは履修条件とはならないが、ドイツ語IIA・Bで学習した文法事項、語彙力を理解していることは必要である。
独検3・2級、およびGER:A2・B1の学習内容のレベルに沿ったドイツ語を学習する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス 自己紹介や他者紹介。これまで学んできた、ドイツ語やドイツ語圏の文化や生活のどのようなことに特に興味を抱いているのかを、第三者にドイツ語で説明する。
2週 Lektion 1 Ankommen
Folge 1:Aller Anfang ist schwer.
Familie, Land, Wohnort und Lebensformenに関する語彙を増やす(目標50語)。Familie, Land, Wohnort und Lebensformenについて、ドイツ語で説明する。(ドイツ語会話力の向上)
3週 Lektion 1 Ankommen
Folge 1:Aller Anfang ist schwer.
接続詞weil, deshalb, dennを用いて、文章を数多く作ることができる。sein, habenを使った現在完了形について復習する。(ドイツ語表現力の向上)
4週 Lektion 1 Ankommen
Folge 1:Aller Anfang ist schwer.
接続詞weil, dennを用いて、文章を数多く作ることができる。sein, habenを使った現在完了形について復習する。(ドイツ語表現力/文法力の向上)
5週 Lektion 1 Ankommen
Folge 1:Aller Anfang ist schwer.
理由を述べる表現について学ぶ。自分の意見を根拠づける表現がドイツ語でできるようになる。Genetivの表現について学ぶ。
6週 Lektion 2 Zu Hause
Folge 2:Was man hat, das hat man.
Wohnung, Miethausに関する語彙を増やす(目標50語)。Verben mit Wechselpräpositionについて学び、語彙を増やす(目標30表現)。(ドイツ語表現力/文法力の向上)
7週 Lektion 2 Zu Hause
Folge 2:Was man hat, das hat man.
Miethausでの隣人との会話を、シミュレーションしてみる。ドイツの住居事情について詳しく学ぶ。(Landeskunde/Partnerarbeit;会話力の向上)
8週 Lektion 2 Zu Hause
Folge 2:Was man hat, das hat man.
Direktionanadverben: hierhin, dahin, dorthin, rein, raus, runter, ...を使った表現を習得する。(ドイツ語表現力の向上)
2ndQ
9週 Lektion 2 Zu Hause
Folge 2:Was man hat, das hat man.

MiethausでのさまざまなMitteilungenを読む。(ドイツ語読解力の向上)
10週 Lektion 3 Essen und Trinken
Folge 3:Eine Hand wäscht die andere.
Essen(食事)と Trinken(飲み物)に関する語彙を増やす(目標50語)。
11週 Lektion 3 Essen und Trinken
Folge 3:Eine Hand wäscht die andere.
疑問詞を使った表現のヴァリエーションを増やす。3・4格支配の前置詞について復習する。
12週 Lektion 3 Essen und Trinken
Folge 3:Eine Hand wäscht die andere.
レストランでの会話を、シミュレーションしてみる。Partnerarbeit;(ドイツ語会話力と発音の向上)
13週 Lektion 3 Essen und Trinken
Folge 3:Eine Hand wäscht die andere.
Ich essen nie Fleisch. のテキストを読み、ドイツのベジタリアンカルチャーについて理解する。またそれについての自分の見解をドイツ語で述べる。(ドイツ語読解力・表現力の向上)
14週 Projektunterricht ドイツ語母語話者を招いて、Ankommen, Zu Hause, Essen und Trineknについて学習してきた内容に関連するプロジェクト授業を行う。
15週 Projektunterricht ドイツ語母語話者を招いて、Ankommen, Zu Hause, Essen und Trineknについて学習してきた内容に関連するプロジェクト授業を行う。
16週 期末試験 これまでに学習した内容の到達度を確認する。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000