環境工学特論

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境工学特論
科目番号 0064 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて資料を配布
担当教員 大久保 努

到達目標

主に我が国の治水や利水にまつわる歴史や文化,地理的特徴について理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
治水・利水技術治水・利水技術を理解できる治水・利水技術を概ね理解できる治水・利水技術を理解できない
伝統的河川工法伝統的河川工法を理解できる伝統的河川工法を概ね理解できる伝統的河川工法を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
かつて四大文明は河川のもとで誕生しました。我が国の戦国時代では「川を治めるものは国を治める」といわれていました。河川と我々の暮らしは密接な関係があり,また,それぞれの時代で人と河川との関わり方も変化してきました。過去の歴史を学び,今後の我々と河川との関わりはどうあるべきかを考えます。
授業の進め方・方法:
・レポート課題(50%)と発表(50%)で評価する
注意点:
授業時間90分に対して参考図書等を活用して180分以上の自学自習を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 講義の説明と図書の紹介
2週 私たちの暮らしと土木 河川における防災・減災技術を理解
3週 日本の近代土木を築いた人びと 土木史を理解
4週 民衆のために生きた土木技術者たち 土木史を理解
5週 千葉県の治水・利水技術と歴史① 千葉県の治水・利水史を理解
6週 千葉県の治水・利水技術と歴史② 千葉県の治水・利水史を理解
7週 千葉県の治水・利水技術と歴史③
千葉県の治水・利水史を理解
8週 レポート作成 レポートを作成し,お互いにレビューする
4thQ
9週 環境の世紀を目前にして 河川環境技術について理解
10週 多自然川づくりと伝統的河川工法① 他国の川づくりについて理解
11週 多自然川づくりと伝統的河川工法② 具体的な計画と設計法について理解
12週 河川伝統工法 河川伝統工法を理解
13週 レポート作成 レポート課題を説明
14週 レポート作成 レポートを作成し,お互いにレビューする
15週 発表会① 受講学生間で討議
16週 発表会② 受講学生間で討議

評価割合

レポート発表合計
総合評価割合5050100
基礎的能力25025
専門的能力25025
分野横断的能力05050