環境情報・保全工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境情報・保全工学
科目番号 0068 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特に定めない.必要に応じて資料を配布する.
担当教員 湯谷 賢太郎

到達目標

都市計画の概観を理解し,今後の都市の在り方について自ら考え意見を述べることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
都市計画の基礎都市計画の基礎的事項について説明できる都市計画の基礎的事項について概ね説明できる都市計画の基礎的内容を理解できない
都市の抱える問題現在の都市の抱える問題を理解し,解決に向けた取り組みについて説明できる現在の都市の抱える問題を理解している現在の都市の抱える問題を知らない
今後の都市の在り方今後の都市の在り方について,自らの考えを持ち,それを説明できる今後の都市の在り方について,自らの意見がある今後の都市の在り方について,自らの意見がない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では,所謂「都市計画」について学ぶ。基本的事項の他に,現在の都市が抱える少子高齢化,人口減少,中心市街地の衰退などについても学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義は,板書の他にプロジェクターで図表や写真を提示しながら進める。
成績の評価は,出席シート(20%)とレポート(80%)で行う。

参考図書:
・平田登基男,他『都市計画 (環境・都市システム系教科書シリーズ)』コロナ社,2007年
・日笠端,日端康雄『都市計画 第3版増補』共立出版,2015年
※都市計画関連書籍は教科書以外にも多数出版されているので,ぜひ興味がある本を読んでもらいたい。
注意点:
本講義は選択科目である。自分の興味や進路などをよく考慮の上,受講してもらいたい。都市計画は土木環境工学のすべての分野に関連する根本ともいうべき内容であるが,本科では学んでこなかった。特に公務員志望者は是非この機会にしっかりと学んでほしい。また,本講義では学ぶだけでなく,自分の考えをしっかり持つことが大切である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 都市の歴史と理想都市
3週 都市の歴史と理想都市
4週 都市計画と関連法規
5週 都市計画と関連法規
6週 都市計画の策定
7週 都市計画の策定
8週 土地利用計画
4thQ
9週 土地利用計画
10週 都市交通と都市交通施設
11週 都市交通と都市交通施設
12週 都市の抱える問題
13週 都市の抱える問題
14週 課題の説明と作成
15週 課題の説明と作成
16週

評価割合

出席シートレポート合計
総合評価割合2080100
都市計画の基礎204060
都市の抱える問題02020
今後の都市の在り方02020