概要:
かつて四大文明は河川のもとで誕生しました。我が国の戦国時代では「川を治めるものは国を治める」といわれていました。河川と我々の暮らしは密接な関係があり,また,それぞれの時代で人と河川との関わり方も変化してきました。過去の歴史を学び,今後の我々と河川との関わりはどうあるべきかを考えます。
授業の進め方・方法:
・レポート課題(50%)と発表(50%)で評価する
注意点:
授業時間90分に対して参考図書等を活用して180分以上の自学自習を行うこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系 | 水理 | 文明社会と河川の利用について理解している。 | 3 | 後1,後2,後3,後10,後11 |
河川の管理と整備について説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後10,後11 |
河川の分類と流域ついて理解している。 | 3 | 後2 |
河川における流れ作用と河道形状について理解している。 | 3 | 後2 |
水の循環、雨が降る仕組み、我が国の降雨特性について理解している。 | 2 | 後5,後6,後7 |
流出過程、流況曲線について理解している。 | 2 | 後5 |
水文量の観測方法を説明でき、流域平均雨量を計算できる。 | 2 | 後5 |
流出解析法について理解している。 | 2 | 後2 |
水文量の統計的性質について理解している。 | 2 | 後2 |
水害の特性とその変遷について理解している。 | 3 | 後5,後6 |
河道計画の策定について理解している。 | 3 | 後5,後6 |
河道およびダムによる洪水対策について理解している。 | 3 | 後6,後7 |
都市型水害と内水処理の対策について理解している。 | 3 | 後6,後7 |
近年の渇水状況と降水の変化について理解している。 | 3 | 後5,後6 |
日本及び世界の水資源の現況について理解している。 | 3 | 後5,後6 |
河川における生態系の保全と復元について理解している。 | 3 | 後7 |
河川堤防・護岸・水制の役割について理解している。 | 3 | 後3,後9 |
河床形態、限界掃流力、掃流砂量公式、浮遊砂量公式、河床変動について理解している。 | 2 | 後2 |
感潮河川について理解している。 | 2 | 後2 |
計画 | 国土と地域の定義を理解している。 | 4 | 後9 |
都市の持続可能性について理解している。 | 2 | 後9 |
西欧型の環境都市について理解している。 | 2 | 後9 |
全国総合開発計画・国土形成計画の変遷と系譜について理解している。 | 3 | 後3,後4 |
国土計画の歴史と考え方の変遷について理解している。 | 3 | 後3,後4 |
全国総合開発計画について理解している。 | 3 | 後3 |
国土形成計画について理解している。 | 3 | 後3 |
近代都市計画の思想および理念と実際について理解している。 | 4 | |
風景、景観と景観要素について理解している。 | 4 | |
計画の意義と計画学の考え方を理解している。 | 4 | 後10,後11 |
計画の目的論と目標設定を理解している。 | 2 | 後10,後11 |
災害の種類について説明できる。 | 2 | 後2,後10,後11 |
過去の自然災害(津波、高潮、洪水など)における被害の発生メカニズムを説明できる | 2 | 後2,後10,後11 |