ロボコンⅡ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 ロボコンⅡ
科目番号 20262920906T0512 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 特別学修 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 基本的に指定しない。しかし、各自での能動的・主体的な学習・調査・探究を推奨する観点にたつ学習支援の一形式として、個別に教科書/教材を提案する可能性は考えられる。
担当教員 関口 明生

到達目標

【MCC VII-A コミュニケーションスキル】
評価項目1:目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。(キーワード:主張、アサーティブ・コミュニケーション、論理的説明、主張と論拠、プレゼンテーション、図表等の使用、ネットワーク、SNS など)
【MCC VIII-C 自己管理と責任ある行動】
評価項目2:やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。(キーワード:タスク管理、スケジュール管理、計画と点検、ストレスコーピング、ストレスマネジメントなど)
【MCC外】
評価項目3:所属する学年・学科に応じて客観的に期待されるにふさわしい水準および内容で活動に参画し、専門の活動としてのロボコン活動に対して貢献し省察し学習することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることが、客観的にみて高水準にできる。目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができない。
評価項目2やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることが、客観的にみて高水準にできる。やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができない。
評価項目3所属する学年・学科に応じて客観的に期待されるにふさわしい水準および内容で活動に参画し、専門の活動としてのロボコン活動に対して貢献し省察し学習することが、客観的にみて高水準にできる。所属する学年・学科に応じて客観的に期待されるにふさわしい水準および内容で活動に参画し、専門の活動としてのロボコン活動に対して貢献し省察し学習することができる。所属する学年・学科に応じて客観的に期待されるにふさわしい水準および内容で活動に参画し、専門の活動としてのロボコン活動に対して貢献し省察し学習することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
当該年度のアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(ロボコン)に向けたチームでのプロジェクト活動を通して総合的に学修する。ロボコン活動の主要な期間に関して30時間以上に相当する一定程度の参画があると客観的に認めることができ、なおかつ、所定の評価項目をいずれも「標準的な到達レベルの目安」以上で達成していると報告書において認めることができる場合に、担当教員から学校長に対して単位の認定を申請することができる。
【特別学修の種別】 専門・活動
授業の進め方・方法:
【目的】
実践の中で知識・技術を身につけて向上することはもちろん、コミュニケーションスキルやチームワークといった汎用的技能、自己管理や責任ある行動や主体性や継続的学習といった基盤的資質・能力、創造性を含むエンジニアリングデザイン能力といった非認知的能力を向上することも、チームでのロボコン活動を通した学修の目的の一つである。
【学修の進め方】
ロボコン活動を進める際に必要となるあらゆる知識に対し、普段より興味を抱き、自己学習に励む姿勢を持ち続けることが大切である。また、直面するあらゆる課題・困難に立ち向かい克服する根気や粘り強さを磨く努力も怠らないこと。
【方法】
単なるロボコン活動への「参加」であると客観的にみられる場合には、学修の効果としても比較的期待できず、客観的にみて単位認定が難しい可能性が高い。自身から積極的に関わる「参画」(コミットメント)以上のあり方が、態度としての方法として期待される。すなわち、いわゆる「指示待ち」や「何も言われていないからしない/そのままにする」といった受動的なかかわり方ではなく、主体的に行動すると共に自身やチームとしての取組み状況について客観的に省察して改善することが求められる。当然そうしたことについても、高学年であるほど高い水準が求められる。
【評価方法】
到達目標の達成度は、大会後の所定の日付までに提出を求める報告書(100%)によって、総合的に評価する。ロボコン活動は個人での活動ではなく、チームでの創造的なエンジニアリング活動である。そうであるからロボコン活動の中での関わりかたは、調査・学習、情報収集と情報共有、コミュニケーション・合意形成・チームワーキング、リーダーシップ・フォロワーシップ、安全への配慮、機械加工、機械設計、回路設計、プログラミング、デザイン、プロジェクトマネジメント、同好会運営、競技フィールド製作・設営、競技パフォーマンスやスケジュールなども含む総合設計、技術伝承など、きわめて多様であり、様々な参画・貢献の形式ががある。こうした性質から、たとえば「平歯車を用いた機構設計ができる」といったいくつかの指標をもってして評価することがある意味一面的でしかないことは、ロボコン活動に関わる全員が「平歯車を用いた機構設計ができる」必要はないことから、容易にわかる。一方で、多数の到達目標を羅列しても目指すあり方がかえってわかりにくくなり多様性のある創造的な取組みを阻害する恐れもある。そこで、特に主要な到達目標3点を、それぞれの年次ごと異なるように掲げ、報告書によって総合的に評価する。
注意点:
【注意点】
(1) シラバス上の授業時間は当該のwebシラバスシステムの都合のために1授業時間×30週の合計30授業時間となっている。しかしながら、実際のロボコン活動の時間はもとより週1時間に限られるものではなく、これより圧倒的に多い時間数である。
(2) ロボコン活動自体は、4月頃のルール発表から始まるオンシーズンと約半年後の大会後のオフシーズン期間から次のオンシーズンの始まりまでとして通年である。一方で、このうちの特に主要な活動期間は、客観的にみて、活動が本格化する夏季休業期間から地区大会が終了し組織的に振り返りをするまでの期間である。したがって、年間で30時間を超えてロボコン活動に関わっているとしても、主要な活動期間において一定以上の参画が認められない場合には、原則として単位認定することができない。
(3) ロボコン活動は大会に限らないという観点から、当該の特別学修の認定は大会の出場メンバーやピットメンバーに限らない。しかしながら、ロボコン活動自体に所属していると客観的に認めることができない者に対しては、原則として単位認定をすることができない。
(4) ロボコン活動への参画が内容としても期間としても所属としても十分であると客観的に認められる場合であってもなお、指定された期限までに報告書の提出がされない場合や、到達目標3点のいずれか一つ以上を「標準的な到達レベルの目安」以上で達成できていないと報告書の記載において判断するほかない場合には、原則として単位認定をすることができない。
【評価方法】
到達目標およびルーブリックに示した評価項目1~3を5段階以上の分解能で評価したうえで、100点満点に相当するうちの60点以上であった場合を合格(P)とし60点未満であった場合を不合格(F)とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 アイデアの醸成(1) 毎年異なる競技内容の発表を受けて、幅広くアイデアを挙げることができる。
2週 アイデアの醸成(2) 自分たちが最も良いと考えるアイデアを考えるために、幅広く考えたアイデアを収束させ、より魅力的で実現性がありよく考えられたアイデアになるよう、発展させることができる。
3週 アイデア選考のための表現 本校の高専ロボコン活動を代表するアイデア・チームの一つとしてよりふさわしいものとしてアイデアの採択を受けるために、自分たちが最も良いと考えるアイデアをより適切に表現できるように努力することができる。
4週 チーム構成 自分たちが最も良いと考えていたアイデアが採択されなかったとしても、採択されたアイデアの良い点を理解することができるとともに、ロボコン活動はチームでの活動であることをよく認識し、そのアイデアのより良い実現を目指してチームの活動に参画する意思を持つことができる。
5週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(1) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
6週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(2) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
7週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(3) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
8週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(4) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
2ndQ
9週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(5) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
10週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(6) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
11週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(7) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
12週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(8) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
13週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(9) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
14週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(10) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
15週 大会に向けた製作・改良・マネジメント(11) チームでのロボコン活動を通して目指すロボットおよび大会パフォーマンスに向けて、アイデアをできるだけ短いサイクルで形にして評価し改良することができる。
チームでのロボコン活動をより順調に進めるためにも、作業に没頭するだけではなく、一人一人が目標に対する進捗状況や今後の懸念点やチームビルディングについて意識するマネジメント能力を意識的に学びながら発揮することができる。
16週
後期
3rdQ
1週 大会直前の活動(1) 大会での最終的なパフォーマンスに向けて、残された限りあるリソースを有効につかいチームとしての成果を向上することができる。
自身のことだけではなく、他者のことやチーム全体のことについても気を配り行動することができる。
2週 大会直前の活動(2) 大会での最終的なパフォーマンスに向けて、残された限りあるリソースを有効につかいチームとしての成果を向上することができる。
自身のことだけではなく、他者のことやチーム全体のことについても気を配り行動することができる。
3週 大会直前の活動(3) 大会での最終的なパフォーマンスに向けて、残された限りあるリソースを有効につかいチームとしての成果を向上することができる。
自身のことだけではなく、他者のことやチーム全体のことについても気を配り行動することができる。
4週 大会直前の活動(4) 大会での最終的なパフォーマンスに向けて、残された限りあるリソースを有効につかいチームとしての成果を向上することができる。
自身のことだけではなく、他者のことやチーム全体のことについても気を配り行動することができる。
5週 大会直前の活動(5) 大会での最終的なパフォーマンスに向けて、残された限りあるリソースを有効につかいチームとしての成果を向上することができる。
自身のことだけではなく、他者のことやチーム全体のことについても気を配り行動することができる。
6週 大会直前の活動(6) 大会での最終的なパフォーマンスに向けて、残された限りあるリソースを有効につかいチームとしての成果を向上することができる。
自身のことだけではなく、他者のことやチーム全体のことについても気を配り行動することができる。
7週 大会直前の活動(7) 大会での最終的なパフォーマンスに向けて、残された限りあるリソースを有効につかいチームとしての成果を向上することができる。
自身のことだけではなく、他者のことやチーム全体のことについても気を配り行動することができる。
8週 大会直前の活動(8) 大会での最終的なパフォーマンスに向けて、残された限りあるリソースを有効につかいチームとしての成果を向上することができる。
自身のことだけではなく、他者のことやチーム全体のことについても気を配り行動することができる。
4thQ
9週 地区大会(1) 地区大会に出場する経験あるいは地区大会を観戦する経験を通して、学びを得て成長することができる。
10週 地区大会(2) 地区大会に出場する経験あるいは地区大会を観戦する経験を通して、学びを得て成長することができる。
11週 地区大会(3) 地区大会に出場する経験あるいは地区大会を観戦する経験を通して、学びを得て成長することができる。
12週 チームとしての大会の総括と省察(1) 大会までのオンシーズンの活動について、チームとしての大会の総括と省察を考えることや理解することができる。
13週 チームとしての大会の総括と省察(2) 大会までのオンシーズンの活動について、チームとしての大会の総括と省察を考えることや理解することができる。
14週 個人としての大会の総括と省察(1) 大会までのオンシーズンの活動について、個人としての総括と省察を考えることや理解することができ、それをふまえて自身としてどういった学修を今後にするべきか考えることができる。
15週 個人としての大会の総括と省察(2) 読者(第3者)に伝えることを意識して、個人としての大会の総括と省察を内容として含めた報告書(レポート)をまとめることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

報告書合計
総合評価割合100100
評価項目1~3100100