到達目標
2015年9月に開催された国連サミットにおいて加盟国の全会一致で「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択された。その中核となっているのが17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」である。SDGsは2030年を達成期限とし、「人間の安全保障」の理念が反映された「誰一人取り残さない(leave no one behind)」社会の実現を目指すものである。本授業では、このSDGsの基本理念や歴史的背景について、講義を通じて学ぶとともに、SDGsの諸課題解決に向けた企業や非営利団体の取組みを紹介する動画の作成と共有を通じて、SDGsへの理解を深める。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 到達レベルの最低限の目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | SDGs採択の歴史的背景を十分に理解し,MDGsとの関連性についても理解できる。 | SDGs採択の歴史的背景を理解できている。 | SDGsが採択された背景を理解できている。 | SDGsが採択された背景を理解できていない。 |
評価項目2 | SDGsの17目標と169ターゲットの関係を理解し、他者に分かりやすく説明することができる。 | SDGsの17目標と169ターゲットの関係性を理解できている。 | SDGsの17目標を理解できている。 | SDGsの17目標を理解できていない。 |
評価項目3 | 課題解決に向けた国や企業、個人などの取組み事例を複数取り上げ、比較考察しながら他者に分かりやすく説明することができる。 | 課題解決に向けた国や企業、個人などの取組み事例を他者に分かりやすく説明することができる。 | 課題解決に向けた国や企業、個人などの取組み事例を他者に紹介することができる。 | 課題解決に向けた国や企業、個人などの取組み事例を紹介することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
2015年9月に開催された国連サミットにおいて加盟国の全会一致で「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択された。その中核となっているのが17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」である。SDGsは2030年を達成期限とし、「人間の安全保障」の理念が反映された「誰一人取り残さない(leave no one behind)」社会の実現を目指すものである。本授業では、このSDGsの基本理念や歴史的背景について、講義を通じて学ぶとともに、SDGsの諸課題解決に向けた取組みを紹介する動画を受講生が作成し、共有することでSDGsに対する理解を深めていく。
授業の進め方・方法:
本科目は講義動画を視聴し、講義動画を通して考えたこと、気づいたことなど感想(400字以上)を毎回Formsで提出する。また、企業のCSR活動報告書を基に、SDGsの諸課題解決に向けた取組みを紹介する動画の作成を課題として課す。提出された動画については、一定期間、受講生間で共有し、他の受講生が作成した動画を視聴し、Formsを使って相互評価する。
注意点:
各講義動画視聴後に提出する、講義感想を記入したFormsの提出状況及び内容、作成した動画が評価対象となります。動画をアップロード・ダウンロードすることがありますので、安定した通信環境で受講するようにして下さい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
|
|
2週 |
|
|
3週 |
|
|
4週 |
|
|
5週 |
|
|
6週 |
|
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
4thQ |
9週 |
|
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
評価割合
| 課題(動画) | 課題(レポート) | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 30 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 30 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |