哲学入門(教養ゼミⅠ)

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 哲学入門(教養ゼミⅠ)
科目番号 99998 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 村瀬 智之

到達目標

1.授業で扱われた内容について、テキストでの記述や受講者同士の議論を基に、自らの考えを十分に深めることができる。
2.使用するテキストや他者の発言に向き合い、その意味を十分に理解することができる。
3.議論の中で自らの主張を丁寧かつ論理的に伝え、積極的に議論に参加することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1授業で扱われた内容について、テキストでの記述や受講者同士の議論を基に、自らの考えを十分に深めることができる。 授業で扱われた内容について、テキストでの記述や受講者同士の議論を基に、考えることができる。 授業で扱われた内容について、テキストでの記述や受講者同士の議論を基にしているが、自分で考えることができない。
評価項目2使用するテキストや他者の発言と真摯に向き合い、その意味を十分に理解することができる。 使用するテキストや他者の発言と真摯に向き合い、その意味を一部ではあるが理解することができる。 使用するテキストや他者の発言と真摯に向き合い、その意味を理解することができない。
評価項目3議論の中で自らの主張を丁寧かつ論理的に伝え、積極的に議論に参加することができる。議論の中で自らの主張を伝え、議論に参加することができる。議論の中で自らの主張を伝えたり、議論に参加することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、これまでに学んできた人文・社会科学の内容をもとにしながら、哲学の分野で問題となっている基本的な問いを中心に受講生同士の議論をもとに考えを深める方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は、指定のテキストの精読とそのまとめの発表、および、発表内容を基にした受講生同士の議論を中心に行う。
注意点:
参加型の授業であるため、対話に積極的に参加することが求められる。積極的な参加とは、発言することだけを意味するのではなく、しっかりと聴くことも含まれる。そして、何よりも他の人の発言を受けて、自らが考えを深めることがもっとも重要な「積極的参加」の意味である。
以上のような理由により、評価については、授業に参加したことによって得られる点が多く含まれているため、授業に際して、出席や授業態度、議論への参加には特に注意をすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション
哲学的に議論するとはいかなることか
哲学的議論をするとはいかなることかを知り、それに実際に参加すること。
2週 教員による発表と議論&問いの選定 半期の授業のやり方を知るとともに、実際に議論に参加すること。
3週 受講生による発表と議論1 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
4週 受講生による発表と議論2 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
5週 受講生による発表と議論3 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
6週 受講生による発表と議論4 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
7週 受講生による発表と議論5 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
8週 受講生による発表と議論6 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
4thQ
9週 受講生による発表と議論7 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
10週 受講生による発表と議論8 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
11週 受講生による発表と議論9 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
12週 受講生による発表と議論10 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
13週 受講生による発表と議論11 他の学生の発表を傾聴し、必要であれば質問をすること。また、全体での議論に参加し、共に思考を深めることに貢献すること。
14週 レポート作成のためのワークショップ お互いのレポートを批判的に読解し、レポートの質、および、その思考内容の質を高めるために協力しあうこと。
15週 半期の授業の振り返り 半期をふりかえり、自ら、および、学習者の集団としての行為を反省的に思考すること。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート等発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60004000100
基礎的能力60004000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000