政治経済

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 政治経済
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ①(社)日本機械学会、「先端事例から学ぶ機械工学 増訂版」、丸善出版株式会社、②機械工学必携(第9版)、三省堂、
担当教員 村瀬 智之

到達目標

機械工学科配属の初年度において大まかな機械の技術史といくつかの最先端技術の実例を学び、高学年での専門学習への導入と機械技術者になるための動機付けとする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械の代表的な技術の歴史を正確に説明できる。機械の代表的な技術の歴史を説明できる。機械の代表的な技術の歴史を説明できない。
評価項目2機械の最先端技術の代表例を正確に理解し、説明できる。機械の最先端技術の概要を理解し、説明できる。機械の最先端技術について理解し、説明できない。
評価項目3興味をもつ機械の技術について調査し、正確な報告書作成し、発表できる。興味を持つ機械の技術について調査し、おおまかな報告書を作成し、発表できる。興味を持つ機械の技術について調査し、報告書を作成し、発表できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自動車.飛行機,鉄道,エネルギー機器,電子機器,家電,住宅・公共設備設備など 様々な産業分野の機械のしくみや作り方等の技術を学ぶ。
機械の技術史から最先端技術までそれらの代表例よりその概要を学び、機械の技術について理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
対象の技術の概要について講義する。
関連技術の最新情報を調査してレポートとして報告する。
各学生が一度ずつ発表によって、他人に説明し、お互いに学習しあう。
注意点:
最先端の技術ニュースについて読んで理解できること。そして簡単に説明できること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 機械の技術史:「摩擦低減」について学ぶ。 摩擦低減の技術の現状を理解し、応用例の機械の技術を説明できる。
2週 機械の技術史:「動力機械」について学ぶ。 エネルギー変換機械を理解し、その技術について説明できる。
3週 機械の技術し」:「からくり」にういて学ぶ。 からくりの実例を理解し、そのぎじゅつについて説明できる。
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 機械の技術の歴史とレオナルドダヴィンチによる機械を紹介する。 機械の技術の歴史を概要とレオナルドダヴィンチによる機械の例を理解する。
2週 機械の技術の歴史の中の科学革命、動力革命について学ぶる。 機械の技術に関連する科学革命と動力革命について理解し、時計の構造や歴史を理解する。
3週 機械の技術の歴史の内、時計とからくりの歴史と構造の代表例を紹介する。 機械の技術の歴史の内、時計、からくりの構造や歴史を理解する。
4週 自動車の歴史と構造について紹介する。 自動車の歴史と構造について理解する。
5週 ポンプや風車の歴史と種類、流体機械について紹介する。 ポンプ、風車の歴史と種類、流体機械について理解する。
6週 鉄道の歴史とN700系新幹線について紹介する。 鉄道の歴史とN700系新幹線について理解する。
7週 中間試験の解説と授業の振り返り ここまでを概観し、試験問題と模範解答を理解する.
8週 飛行機やロケットの歴史、構造や原理を紹介する。 飛行機やロケットの歴史、構造、原理を理解する。
4thQ
9週 エンジンの歴史とその構造等を紹介し、最新クリーンディーゼルエンジンを紹介する。 エンジンの歴史と簡単な構造、最新クリーンディーゼルを理解する。
10週 工作機械の歴史や種類、最新のCNC転造機を紹介する。 工作機械の歴史や種類、最新のCNC転造機を理解する。
11週 ロボットの歴史、種類、構造について紹介する。 ロボットの歴史、種類、構造について理解する。
12週 コンピュータと熱問題と最新の熱除去技術を紹介する。 コンピュータの熱問題について理解する。
13週 最新の医療用機械の技術を紹介する。 最新の医療用機械の技術を理解する。
14週 推薦したい最新の機械の技術の調査結果発表会を実施する。 推薦の最新技術についての調査結果をお互いに理解する。
15週 期末試験の解説と授業の振り返り ここまでを概観し、試験問題と模範解答を理解する.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術史技術史歴史の大きな流れの中で、科学技術が社会に与えた影響を理解し、自らの果たしていく役割や責任を理解できる。3

評価割合

試験発表相互評価レポートポートフォリオその他合計
総合評価割合801001000100
基礎的能力801001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000