機械設計製図B

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 機械設計製図B
科目番号 0064 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 手巻ウインチ(長町拓夫著 コロナ社)、SI版 渦巻きポンプの設計(柏原俊規他著 パワー社)
担当教員 清水 昭博,志村 穣,堤 博貴

到達目標

与えられた仕様に基づいて設計計算を行うことができ,設計計算値や今までに学習した知識から図面を作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題の機械の構造と仕組みを十分にわかりやすく説明できる。 課題の機械についてその構造と仕組みを説明できる。課題の機械の構造と仕組みを説明できない。
評価項目2課題の機械に必要な強度計算が十分にできる。課題の機械の強度計算ができる。課題の機械の強度計算ができない。
評価項目3課題の機械の図面が完璧に描ける。課題の機械の図面が描ける。課題の機械の図面が描けない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (d) 説明 閉じる
JABEE (e) 説明 閉じる
JABEE (h) 説明 閉じる
学習・教育目標 C2 説明 閉じる
学習・教育目標 C9 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械を設計製図するということは,要求された仕様を満たすように構造を決定(設計)し,それを制作するのに必要な指示を,機械製図法による図面によって正確に伝える(製図)ことである.機械の設計製作には,これまでに習得した専門的知識が不可欠であり,これらの知識を基に,設計製図の方法を習得することを目標とする.
授業の進め方・方法:
前期の課題は,「手巻ウインチ」とする.仕様として揚程と荷重とを与え,その揚程と荷重によって各自設計し,それを基に製図する.図書館等を利用して設計を行い,教員の確認を受けた後に製図を行う.尚,図面は,組立図(全体図)は手書きとし,部品図については手書きでもCADでも可とする.
注意点:
提出期限に遅れないこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 与えられた仕様によって設計を行う.
図面の役割と種類を理解できる。線の種類と用途を説明できる。
2週 与えられた仕様によって設計を行う. 図面の役割と種類を理解できる。線の種類と用途を説明できる。
3週 与えられた仕様によって設計を行う. 製作図の書き方を理解できる。線の種類と用途を説明できる。
4週 与えられた仕様によって設計を行う. 製作図の書き方を理解できる。図形を正しく描くことができる。
5週 与えられた仕様によって設計を行い,設計計算書にまとめる. 公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。
6週 与えられた仕様によって設計を行い,設計計算書にまとめる. 公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。
7週 設計計算書に基づいて図面を作成する. 品物の投影図を正確に書くことができる。図形に寸法を記入することができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
8週 設計計算書に基づいて図面を作成する. 品物の投影図を正確に書くことができる。図形に寸法を記入することができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
2ndQ
9週 設計計算書に基づいて図面を作成する. 品物の投影図を正確に書くことができる。図形に寸法を記入することができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
10週 設計計算書に基づいて図面を作成する. 品物の投影図を正確に書くことができる。図形に寸法を記入することができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
11週 設計計算書に基づいて図面を作成する. 品物の投影図を正確に書くことができる。図形に寸法を記入することができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
12週 設計計算書に基づいて図面を作成する. 品物の投影図を正確に書くことができる。図形に寸法を記入することができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
13週 設計計算書に基づいて図面を作成する. 品物の投影図を正確に書くことができる。図形に寸法を記入することができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
14週 設計計算書に基づいて図面を作成する. 品物の投影図を正確に書くことができる。図形に寸法を記入することができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
15週 作成した図面について,設計計算した値との確認作業を行う. 品物の投影図を正確に書くことができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
16週 作成した図面について,設計計算した値との確認作業を行う. 品物の投影図を正確に書くことができる。CADシステムの基本機能を理解し、利用できる。
後期
3rdQ
1週 課題説明、与えられた仕様によって設計を行う. 与えられた仕様を理解でき、その値から設計計算を始めることが出来る。
2週 与えられた仕様によって設計を行う. 与えられた仕様を理解でき、その値から設計計算を始めることが出来る。
3週 与えられた仕様によって設計を行う. 与えられた仕様を理解でき、その値から設計計算を始めることが出来る。
4週 与えられた仕様によって設計を行い,設計計算書にまとめる. 与えられた仕様を理解でき、その値から設計計算を始めることが出来る。
5週 構想検討図を作図する。 構想検討図を作図できる。
6週 設計計算書を作成する。 設計計算書を作成できる。
7週 設計計算書を作成する。 設計計算書を作成できる。
8週 設計計算書に基づいて組立図を作図する。 組立図を作図できる。
4thQ
9週 設計計算書に基づいて組立図を作図する。 組立図を作図できる。
10週 設計計算書に基づいて組立図を作図する。 組立図を作図できる。
11週 設計計算書と組立図に基づいて部品図を作図する。 部品図を作図できる。
12週 設計計算書と組立図に基づいて部品図を作図する。 部品図を作図できる。
13週 設計計算書と組立図に基づいて部品図を作図する。 部品図を作図できる。
14週 設計計算書、組立図、部品図を最終確認し、修正する。 設計計算書、組立図、部品図を最終確認し、修正できる。
15週 設計計算書、組立図、部品図を最終確認し、修正する。 設計計算書、組立図、部品図を最終確認し、修正できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

設計計算書と図面図面態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力700000070
専門的能力300000030
分野横断的能力0000000