体育Ⅲ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 体育Ⅲ
科目番号 0081 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ステップアップ高校スポーツ 大学生の健康・スポーツ
担当教員 黒田 一寿

到達目標

各種のスポーツ活動や体力テストなどの実践体験を通じて、健康づくり、体づくり、仲間づくり、生きがいづくりの導入を目標としている。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1積極的に授業に参加し、スポーツ活動を楽しみリフレッシュする。 継続的に授業に参加し、スポーツ活動に主体的に取り組む 欠席が多く、無気力な授業参加
評価項目2自らの健康づくりや体づくりを、授業や学校生活の中で実践する 自らの健康づくりや体力づくりへの知識と関心を持つ 自らの健康や体力に無関心
評価項目3仲間づくりや生きがいづくりを授業や学校生活の中で実践する 仲間づくりや生きがいづくりの必要性を理解し、体験する 仲間づくりや生きがいづくりに無関心

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
3年生は、体力テストの結果を自らの身体や健康づくり、体力づくりへ活用し、各種のスポーツ体験を通して専門技能やコミュニケーション能力を獲得することを目的とする。また、生涯スポーツの実践に向けて、スポーツに親しむ習慣を身につける。
授業の進め方・方法:
体育IIIの到達目標を達成するため、前期は体力テストやバスケットボール、トレーニング、水泳、後期はサッカー、バレーボールを実践する。
注意点:
授業は運動が出来る服装や運動靴(体育館は指定上履き)で受講すること。用具の準備、ウォーミングアップ、仲間との協力・交流、クールダウン、用具の片付け、掃除等についても、技術や体力アップと同様に、積極的で主体的な行動が求められる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
1年間の内容と方法を理解する
2週 体力テスト①
体力テストについて理解し、正しい測定方法でベストを発揮する
3週 体力テスト②
体力テストについて理解し、正しい測定方法でベストを発揮する
4週 体力テスト③
体力テストのまとめ、記入データの確認
5週 バスケットボール①
ルールの理解および基本プレーの習得を目指す
6週 バスケットボール②
基本技術を、ゲームの中で実践する
7週 バスケットボール③
リーグ戦を通して、チームプレーを確認する
8週 バスケットボール④
リーグ戦を通して、チームプレーを確認する
2ndQ
9週 実技テスト
基本的なスキルを確認する
10週 選択種目
希望の種目を選択し、リフレッシュする
11週 水泳&トレーニング①
四泳法の確認&トレーニングの原理の理解と実践
12週 水泳&トレーニング②
タイム測定&部位別トレーニング①
13週 水泳&トレーニング③
タイム測定&部位別トレーニング②
14週 水泳&トレーニング④
個人メドレー&部位別トレーニング③
15週
16週
後期
3rdQ
1週 サッカー①
ルールの理解および基本プレーの習得を目指す
2週 サッカー② 基本技術を、ゲームの中で実践する
3週 サッカー③ リーグ戦を通して、チームプレーを確認する
4週 サッカー④ リーグ戦を通して、チームプレーを確認する
5週 サッカー⑤ リーグ戦を通して、チームプレーを確認する
6週 実技テスト 基本的なスキルを確認する
7週 選択種目 希望の種目を選択し、リフレッシュする
8週 バレーボール① ルールの理解および基本プレーの習得を目指す
4thQ
9週 バレーボール② 基本技術を、ゲームの中で実践する
10週 バレーボール③ リーグ戦を通して、チームプレーを確認する
11週 バレーボール④ リーグ戦を通して、チームプレーを確認する
12週 バレーボール⑤ リーグ戦を通して、チームプレーを確認する
13週 実技テスト
基本的なスキルを確認する
14週 選択種目 希望の種目を選択し、リフレッシュする
15週 選択種目 希望の種目を選択し、リフレッシュする
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3前1,前5,前6,前7,前8,前9,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3前5,前6,前7,前8,前9,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3前5,前6,前7,前8,前9,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3前5,前6,前7,前8,前9,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3前5,前6,前7,前8,前9,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後7,後8,後9,後10,後11,後12
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3前5,前6,前7,前8,前9,後1,後2,後3,後4,後5,後8,後9,後10,後11,後12,後14,後15

評価割合

体力テスト発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合100020070100
基礎的能力100020070100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000