機械工学特別講義Ⅰ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 機械工学特別講義Ⅰ
科目番号 0164 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 適宜,資料を配布する。
担当教員 志村 穣

到達目標

機械工学科最高学年において卒業後も継続的に技術者として継続的に学び続ける意欲を涵養する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1本講義の内容を理解し,説明することができる。本講義の内容を理解できる。本講義の内容を理解できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械工学科5年生を対象に各分野で活躍されている技術者や経営者の方から専門分野について御講演いただき,エンジニアとしての心構えや多方面に対する興味の涵養を目的とした実践的キャリア教育の一環として機械工学特別講義 Ⅰを開講する。
授業の進め方・方法:
本科目の2/3部分は外部講師による講演形式の授業、残りは学科教員による専門分野の話題提供を主とした講義となっている。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 商用車開発とは~学校で学んだ内容はどう生かされるか~ トラック,バスのボディ(内装)設計業務を理解することができる。
2週 切削工具の製造と医療機器分野への進出 切削工具および医療機器を理解することができる。
3週 最近の空調設備と熱工学の応用 空調設備における熱工学の応用技術を理解することができる。
4週 会社という組織と 働くということ 社会人としての心構えや仕事に対する取り組み姿勢を考えることができる。
5週 転造 ねじ加工の一つである転造について理解することができる。
6週 高分子材料の物性判断 高分子材料の温度特性の重要性とその評価方法を理解することができる。
7週 航空機部品用チタン合金板の直接通電加熱ホットスタンピング法の開発と航空機部品製造技術 直接通電加熱ホットスタンピング法ならびに航空機部品の製造について理解することができる。
8週 ユーザーが求めているものを提供し続ける 製品開発分野における高専卒業生の活躍の場を理解することができる。
2ndQ
9週
10週 機械工学特別講義(機械の力学系) 機械工学の基礎理論を構成する4力学を中心とした力学理論の基礎事項を復習し,理解を深める。
11週 機械工学特別講義(機械の力学系) 機械工学の基礎理論を構成する4力学を中心とした力学理論の基礎事項を復習し,理解を深める。
12週 機械工学特別講義(ものづくり工学系) 機械を作るために必要な設計製図や生産加工技術などの基礎事項を復習し,理解を深める。
13週 機械工学特別講義(ものづくり工学系) 機械を作るために必要な設計製図や生産加工技術などの基礎事項を復習し,理解を深める。
14週 機械工学特別講義(メカトロニクス制御系) 機械の運動制御や知能化の際に必要な制御工学,ロボット工学などの基礎事項を復習し,理解を深める。
15週 機械工学特別講義(メカトロニクス制御系) 機械の運動制御や知能化の際に必要な制御工学,ロボット工学などの基礎事項を復習し,理解を深める。
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000