中国語II(選択外国語)

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 中国語II(選択外国語)
科目番号 0180 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『《最新2訂版》中国語はじめの一歩』白水社
担当教員 舩戸 美智子,陳 竺慧

到達目標

1-中国語の国際音声記号(ピンイン)がマスターできるようになる。
2-簡単な単語を使い、中国語で簡単な会話ができるようになる。
3-基礎的な文法を理解し、簡単な文章が読めるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1中国語の国際音声記号(ピンイン)を覚え、聞いて書ける。中国語の国際音声記号(ピンイン)を見て読める。中国語の国際音声記号(ピンイン)を見ておおよそ読める。中国語の国際音声記号(ピンイン)の読み書きができない。
評価項目2中国語で簡単な挨拶や会話ができる。簡単な中国語が聞き取れる。教科書の単語を使って中国語で簡単な挨拶や会話ができる。教科書の単語を使って中国語で簡単な挨拶や会話がおおよそできる。中国語で簡単な挨拶や会話ができない。
評価項目3簡単な中国語の文章が読め、書ける。辞書などを使って簡単な中国語の文章が読める。辞書などを使って簡単な中国語の文章がおおよそ読める。 中国語文章の読み書きができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
初学者を対象とする簡単な中国語をマスターするための授業である。中国語を学ぶことによって、中国語圏の文化や思想などを理解し、中国語のコミュニケーション力の基礎を身につける。
授業の進め方・方法:
1課を2回の授業で読み進めていく。第1回に単語と文法を説明、第2回に練習問題を解く。 初めは発音に重点を置き、繰り返しリスニング・音読(シャドーイング)練習、徐々に中国語の発音に慣れることにつとめる。次に教科書の会話文を通して基礎語彙、基本文法、初歩的な表現を学びながら、着実に中国語を身に着けていくことを目標とする。小テストは随時行う。
注意点:
教科書をしっかりと読み込むこと。付属のCDを繰り返し聴くこと。辞書(電子辞書でも良い)を用意する。スマホに辞書のアプリを入れるなども可。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス
授業の進め方および中国語とは何か
中国、台湾、香港など中国語文化圏に興味を持つこと。
2週 中国語の発音① 声調(四声)・声調の組み合わせ・単母音の発音ができる。
3週 中国語の発音② 子音の発音ができる。ピンイン表記のルールを理解する。
4週 中国語の発音③ 複合母音の発音ができる。「-n」と「-ng」をともなう母音の違いを理解する。
5週 発音の復習・小テスト
第1課 単語・文法
ピンインを見て読める、聞いて書ける。
“是”が述語になる文を覚える。
6週 第1課 トレーニング問題・解説
第2課 単語・文法
指示代名詞・疑問詞疑問文・「的」の使い方を覚える。
7週 第2課 トレーニング問題・解説
第3課 単語・文法 
「有」の使い方・省略疑問「呢」の使い方を覚える。
8週 第3課 トレーニング問題・解説
第1課~第3課の復習
第1課~第3課までの内容の理解度を確認する。
2ndQ
9週 テスト
第4課 単語・文法
量詞・指示代名詞について理解する。
10週 第4課 トレーニング問題・解説
第5課 単語・文法
数字・日付と時刻の言い方を覚える。
11週 第5課 トレーニング問題・解説
第6課  単語・文法
完了の「了」 ・「在」の使い方 ・助動詞「想」を覚える。
12週 第6課  トレーニング問題・解説
第7課  単語・文法
「介詞 ・反復疑問文について理解する。
13週 第7課 トレーニング問題・解説
第4課から第7課の復習
第1課~第3課までの内容の理解度を確認する。
14週 中国語を楽しもう テーマを決め、簡単な中国語会話ができる。
15週 前期期末試験 第4課から第7課までの内容の理解度を確認する。評価する。
16週 答案返却と解答 学習した内容の理解度を確認する。
後期
3rdQ
1週 前期学習した内容の復習
後期内容のガイダンス
前期内容の理解度と定着度を確認する。
2週 第8課 単語・文法 時間量の表し方・助動詞「得」 ・介詞「从」の使い方を覚える。
3週 第8課 トレーニング問題・解説 先週の内容の理解度を確認する。
4週 第9課 単語・文法
経験を示す・介詞「跟」「给」の使い方を覚える。
5週 第9課 トレーニング問題・解説 先週の内容の理解度を確認する。
6週 自己紹介してみよう 中国語で自己紹介できる。
7週 第10課 単語・文法 助動詞「能」と「会」の違い・動作の様態を表す「得」を理解する。
8週 第10課 トレーニング問題・解説 先週の内容の理解度を確認する。
4thQ
9週 第11課 単語・文法 現在進行を示す・選択疑問の使い方を覚える。
10週 第11課 トレーニング問題・解説 先週の内容の理解度を確認する。
11週 第12課 単語・文法 「比較」の表現・2つの目的語をとる動詞について理解する。
12週 第12課 トレーニング問題・解説 先週の内容の理解度を確認する。
13週 第8課から第12課までの内容の復習 学習した内容の理解度を確認する。
14週 後期期末試験 第8課から第12課までの内容の理解度を確認する。評価する。
15週 答案返却と解答 一年間学習した内容の理解度を確認する。 
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他 小テスト合計
総合評価割合700010020100
基礎的能力700010020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000