概要:
本授業では、精読、速読、多読を取り入れ、バランスよく英文読解力をつけていくことを目標としている。速読・精読については、Crossover 2を用いる。速読については、当該教材のオレンジ色の別冊を用い、辞書を使わずに短時間である程度の長さの英語の文章を読む力を鍛えていく。精読については、Crossover 2の本体冊子を使い、様々な英文に触れ、英語の文章構成を学ぶと共に、正しく読解することを目指す。多読については、図書館に配架された多読用図書や英語で書かれた書籍を使って、辞書を使わず、単語や英文の意味を推測しながら読む力を鍛えると共に、楽しく英文を読むという経験を積み、辞書が無くても英文を読みこなしていく力を習得することを目的としている。そのほか、学校から支給されている『学校語彙で学ぶTOEIC®テスト』を用いて、英文読解やTOEIC受験の際に必要となる語彙力を補強していく。
授業の進め方・方法:
精読は毎回の授業で行うものとし、速読と多読はおおよそ2:1の割合で授業に組み込む。授業に際しては、担当教員から連絡のあった予習を各自しっかりと行い、授業に臨むことを基本とする。精読では紙辞書または電子辞書を使って予習し、辞書を使って調べる習慣も身に着ける。授業においては、担当教員が準備するワークシートと教科書の問いを用いて精読を行っていく。多読については、多読を行う初回授業において、担当教員から説明する通り、記録をつけることが求められ、担当教員が提出を求めた際はその記録を提出することになる。単語テストについては、初回授業で担当教員から話がある。
注意点:
・予習に指定した内容を学修してあることを前提に授業を行う。
・テキスト、Grammarの授業で使用していた参考書、辞書、A4サイズのノート、A4サイズの2つ穴ファイルは毎回持参すること。
・受講者の習熟度に鑑みて、授業進度、授業内容を変更する場合がある。
・本科目の成績は定期試験の成績のみならず、予習・復習等の自学自習の実施状況も考慮して判断される。したがって、自学自習の習慣を身につけることが必要である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
英語運用能力の基礎固め | 説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前14 |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前14,前15 |
英語運用能力向上のための学習 | 英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |