概要:
前期に行った「対話としての哲学・倫理入門」に引き続き、クラスでの対話(議論)を通して、深く考えることを目的に授業を行なう。
本授業では、現代社会に生きる市民として必要となる基本的事項を学ぶとともに、それらを利用して、現在の社会的問題について考える。
本教科では、前期科目「対話としての哲学倫理入門」に引き続き、汎用的四技能(課題設定・習得収集・分析・発表)のうち、特に、課題設定と分析の力を養う。具体的には、問いを考え議論することであるが、現代社会の複雑な問題に対して、より的確な課題設定と精確な分析を目指す。
授業の進め方・方法:
授業では、現代社会を理解する上で重要となる考え方を学ぶとともに、それを基にクラス全体ないしグループ、あるいは、紙上での対話を行う。
注意点:
参加型の授業であるため、対話に積極的に参加することが求められる。積極的な参加とは、発言することだけを意味するのではなく、しっかりと聴くことも含まれる。そして、何よりも他の人の発言を受けて、自らが考えを深めることがもっとも重要な「積極的参加」の意味である。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
イントロダクション |
前期の授業を踏まえて、具体的な社会問題について共に考えていくことを実践から学ぶ。
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2週 |
諸宗教の基本1
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宗教について問いを立て、知ることとの関係を意識しながら、対話を通して考える。
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3週 |
諸宗教の基本2
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宗教について問いを立て、知ることとの関係を意識しながら、対話を通して考える。
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4週 |
社会・国家とは何か?1 |
現代の民主国家の基本原理を知り、それらの意義について考える。
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5週 |
社会・国家とは何か?2 |
現代の民主国家の基本原理を知り、それらの意義について考える。
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6週 |
社会・国家とは何か?3 |
近代国民国家の諸相を知り、その意味について考える。
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7週 |
社会・国家とは何か?4 |
近代国民国家の諸相を知り、その意味について考える。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
民主主義って何だ?1 |
現代の民主国家の意義とあり方について、独裁や専制との比較から考える。
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10週 |
民主主義って何だ?2 |
現代の民主国家の意義とあり方について、独裁や専制との比較から考える。
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11週 |
基本的人権と現代社会の諸問題1 |
基本的人権について理解を深め、今後の社会にどのように活かしていくかを考える。
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12週 |
基本的人権と現代社会の諸問題2 |
基本的人権について理解を深め、今後の社会にどのように活かしていくかを考える。
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13週 |
経済と現代社会1 |
現代社会における経済的問題やその背景について知り、これまでに学んできた人権の観点から考える。
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14週 |
経済と現代社会2 |
現代社会における経済的問題やその背景について、特に税金の観点から考える。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 社会 | これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにしつつ、より良いキャリア構築を含む生涯にわたる多様な自己形成に関する考え方、他者と共に生きていくことの重要性、及び望ましい社会や世界のあり方について考察できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理と基礎的な政治・法・経済の仕組みを理解し、現代社会の諸課題について考察できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定し、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から多面的・多角的に考察、構想し、表現できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |