電気電子工学実験Ⅳ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電気電子工学実験Ⅳ
科目番号 20050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 武田 美咲,舘泉 雄治,石原 学

到達目標

各種回路の特性を測定する実験の他、3DCGアニメーションの製作では5週間かけて作品の製作に挑戦する。
これらは、テキストに従って実験を行うのではなく、自ら調べ、試行錯誤を行い、独創的な作品となることを期待している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1座学で得た知識を応用しながら主体的に実験を遂行できる。協調性を持ちながら実験を遂行できる。実験を遂行できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種回路の特性を測定する実験の他、3DCGアニメーションの製作では5週間かけて作品の製作に挑戦する。
これらは、テキストに従って実験を行うのではなく、自ら調べ、試行錯誤を行い、独創的な作品となることを期待している。
授業の進め方・方法:
2年生の創造電気実験Ⅰを基礎に、基本的な回路や素子の特性測定が行え、また、各種の制御の基礎を理解することが重要となる。また、3DCGアニメーションでは、指示された内容を行うだけでなく、自ら立てた学習計画により目的を達成できることが重要となる。
注意点:
1.実験報告書は指定期日に提出すること。また、やむを得ず遅刻,欠席する場合は速やかに担当教官に連絡すること。
2.実験時間だけの取り組みでは時間不足となるので、調査等の事前に準備できることは、自学自習にて予めしておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 論理回路1 各種論理回路の特性測定などを行う。
3週 論理回路2
各種論理回路の特性測定などを行う。
4週 論理回路3 各種論理回路の特性測定などを行う。
5週 OPアンプを用いた基礎実験1 非反転増幅回路の利得,周波数特性の測定を行い,OPアンプの動作を理解する。
6週 OPアンプを用いた基礎実験2 非反転増幅回路の利得,周波数特性の測定を行い,OPアンプの動作を理解する。
7週 追実験(予備)
8週 3DCGアニメーションの製作1 BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
4thQ
9週 3DCGアニメーションの製作2 BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
10週 3DCGアニメーションの製作2 BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
11週 3DCGアニメーションの製作2 BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
12週 3DCGアニメーションの製作2 BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
13週 CGアニメーション作品発表会 作成したCGアニメーション作品の発表会を行う。
14週 追実験(予備)
15週 追実験(予備)
16週 追実験(予備)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。3
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。3
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。3
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。4
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。4
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。4
論理回路の動作について実験結果を考察できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合010010800100
基礎的能力0501030045
専門的能力050050055
分野横断的能力0000000