到達目標
各種回路の特性を測定する実験の他、ロボットの制御と3DCGアニメーションの製作では5週間かけて作品の製作に挑戦する。
これらは、テキストに従って実験を行うのではなく、自ら調べ、試行錯誤を行い、独創的な作品となることを期待している。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 座学で得た知識を応用しながら主体的に実験を遂行できる。 | 協調性を持ちながら実験を遂行できる。 | 実験を遂行できない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
各種回路の特性を測定する実験の他、ロボットの制御と3DCGアニメーションの製作では5週間かけて作品の製作に挑戦する。
これらは、テキストに従って実験を行うのではなく、自ら調べ、試行錯誤を行い、独創的な作品となることを期待している。
授業の進め方・方法:
2年生の創造電気実験Ⅰを基礎に、基本的な回路や素子の特性測定が行え、また、各種の制御の基礎を理解することが重要となる。また、ロボットの制御と3DCGアニメーションでは、指示された内容を行うだけでなく、自ら立てた学習計画により目的を達成できることが重要となる。
注意点:
1.実験報告書は指定期日に提出すること。また、やむを得ず遅刻,欠席する場合は速やかに担当教官に連絡すること。
2.実験時間だけの取り組みでは時間不足となるので、調査等の事前に準備できることは、自学自習にて予めしておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
微分積分回路 |
微分積分回路の特性を測定し、回路の特性を理解する。
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3週 |
CR回路の周波数応答特性 |
CR回路の特性を測定し、回路の特性を理解する。
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4週 |
ツェナーダイオードの特性 |
ツェナーダイオードを使用した回路の特性を測定し、素子の特性を理解する。
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5週 |
トランジスタの静特性 |
トランジスタを使用した回路の特性を測定し、素子の特性を理解する。
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6週 |
FETの静特性 |
FETを使用した回路の特性を測定し、素子の特性を理解する。
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7週 |
論理回路1 |
各種論理回路の特性測定などを行う。
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8週 |
論理回路2 |
各種論理回路の特性測定などを行う。
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2ndQ |
9週 |
論理回路3 |
各種論理回路の特性測定などを行う。
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10週 |
OPアンプを用いた基礎実験1 |
非反転増幅回路の利得,周波数特性の測定を行い,OPアンプの動作を理解する。
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11週 |
OPアンプを用いた基礎実験2 |
非反転増幅回路の利得,周波数特性の測定を行い,OPアンプの動作を理解する。
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12週 |
ロボット制御1 |
レゴ・マインドストームのロボットとROBOLABという制御ソフトを使用し、ロボカップジュニア(ロボットサッカー)に挑戦する。
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13週 |
ロボット制御2 |
レゴ・マインドストームのロボットとROBOLABという制御ソフトを使用し、ロボカップジュニア(ロボットサッカー)に挑戦する。
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14週 |
ロボット制御3 |
レゴ・マインドストームのロボットとROBOLABという制御ソフトを使用し、ロボカップジュニア(ロボットサッカー)に挑戦する。
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15週 |
ロボット制御4 |
レゴ・マインドストームのロボットとROBOLABという制御ソフトを使用し、ロボカップジュニア(ロボットサッカー)に挑戦する。
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16週 |
ロボット制御5 |
レゴ・マインドストームのロボットとROBOLABという制御ソフトを使用し、ロボカップジュニア(ロボットサッカー)に挑戦する。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ロボット制御(予備) |
レゴ・マインドストームのロボットとROBOLABという制御ソフトを使用し、ロボカップジュニア(ロボットサッカー)に挑戦する。
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2週 |
3DCGアニメーションの製作1 |
BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
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3週 |
3DCGアニメーションの製作2 |
BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
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4週 |
3DCGアニメーションの製作3 |
BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
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5週 |
3DCGアニメーションの製作4 |
BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
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6週 |
3DCGアニメーションの製作5 |
BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
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7週 |
3DCGアニメーションの製作(予備) |
BlenderというCGアニメーション作成ソフトを使用し、オリジナルCGアニメーションの作成に挑戦する。なお、自習用のビデオとテキストにより学習を行う。
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8週 |
CGアニメーション作品発表会 |
作成したCGアニメーション作品の発表会を行う。
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4thQ |
9週 |
夏期実習報告会聴講 |
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10週 |
追実験(予備) |
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11週 |
追実験(予備) |
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12週 |
追実験(予備) |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系【実験実習】 | 電気・電子系【実験実習】 | オシロスコープを用いた波形観測方法を習得する。 | 3 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 3 | |
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。 | 3 | |
交流回路論における諸現象について実験を通して理解する。 | 3 | |
過渡現象について実験を通して理解する。 | 3 | |
半導体素子の電気的特性の測定法を習得し、実験を通して理解する。 | 3 | |
増幅回路等の動作について実験を通して理解する。 | 3 | |
論理回路の動作について実験を通して理解する。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 10 | 0 | 10 | 80 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 5 | 0 | 10 | 30 | 0 | 45 |
専門的能力 | 0 | 5 | 0 | 0 | 50 | 0 | 55 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |