到達目標
【目的】
この科目を受講することにより、目的に応じた英語の読み方が自律的に行えるようになることを目的とする
【到達目標】
1.辞書を活用し、単語→句→節へと理解してゆくボトムアップ的な読み方(精読)を学ぶ。
2.受講者自らの習熟度と興味に応じて本を選び、楽しんで読書する習慣と方法(多読)を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文型の特徴を文章中の例文を使って識別し、一般化できる。 | 文型の特徴を文章中の例文を使って識別できる。 | 同じ文型が使われている文を識別できる。 | 文章中の例文を使って識別できない。 |
評価項目2 | 辞書なしで入門的多読用教材(基本語彙400語)を毎分150語の速度で読める。 | 辞書なしで入門的多読用教材(基本語彙400語)を毎分100語の速度で読める。 | 辞書なしで入門的多読用教材(基本語彙400語)を毎分80語の速度で読める。 | 辞書なしで入門的多読用教材(基本語彙400語)を読む速度が毎分60語に満たない。 |
評価項目3 | 授業内で示された課題を近隣の学生達と討議し、結論を導き出せる。 | 授業内で示された課題を近隣の学生達と討議し、問題点を共有できる。 | 授業内で示された課題を近隣の学生達と討議できる。 | 授業内で示された課題を近隣の学生達と討議できない。(課題を十分に理解できない) |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では毎回の授業を、前半と後半に大きく分けて行なう。
1.前半(およそ75分程度)では、共通テキスト(検定教科書)を用いた授業を行なう。個別学習、ペア学習などを取り入れながら、辞書を使って単語→句→節へと理解してゆくボトムアップ的な読み方(精読)を学ぶ。
2.後半(残りのおよそ15分程度)では図書館に配備された多読用リーディング教材を利用して、受講者が自らのレベルと興味に応じて本を選び、主体的に読書する習慣の形成を目指す。
3.夏季休業中には、長編小説等の読み物を、興味に応じて自ら探して購入し、英語読書体験を発展させる。
授業の進め方・方法:
1.前半の共通テキストを使用した時間帯では、次のような流れで授業を進める。その際に英語辞書は常に机上に用意しておき、随時活用する。
①個別のテキスト読解
②学習ポイントを絞ったワークシートによる課題作業
③ペアによる意見交換
④受講者による発表と全体でのブリーフィング
2.後半の読書活動では、読書する範囲(ジャンル、レベル)を少しずつ広げてゆきながら、各自選択した本を読み進む。読書記録手帳に記録をする。不定期に手帳はチェックされる。
注意点:
・教科書、読書記録手帳、英語辞書、指定バインダー、Grammar & Writing で使用する文法書、は毎回持参すること。
・オフィスアワー:
・本科目の成績は定期試験の成績のみならず、予習・復習などの自学自習の実施状況も考慮して判断される。したがって自学自習の習慣を身につけることが肝要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション シラバス配布、授業で使用する道具の確認、多読図書教材の紹介。 |
年間を通した授業の進め方、毎回の授業を行なう上でのローカルルールを理解できる。
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2週 |
第1課(1) SV, SVO の文型を解説する。 |
SV, SVO の文型の違いを理解できる。
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3週 |
第1課(2) SVCの文型を解説する。 |
SVO, SVCの文型の違いを理解できる。
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4週 |
第1課(3) SVOOの文型を解説する。 |
SVO, SVC, SVOOの文型の違いを理解できる。
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5週 |
第2課(1) SVOCの文型を解説する。 |
SVOCの文型を理解し、文章中で特定することができる。
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6週 |
第2課(2) SVOO(O=that節)を解説する |
SVOO(O=that節)の文型を理解し、文章中で特定することができる。
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7週 |
第2課(3) 比較級・最上級を解説する。 |
比較級・最上級の特徴を理解できる。
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8週 |
復習・多読、又は進度の遅れを調整する。 |
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
答案返却・説明・多読 |
前期中間試験の自己評価ができる。
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11週 |
第3課(1) 助動詞willを解説する。 |
助動詞will の使い方を理解できる。
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12週 |
第3課(2) 受け身を解説する。 |
文章中で受け身が使われる文を特定できる。
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13週 |
第3課(3) 助動詞の付いた受け身を解説する。 |
助動詞と受け身が組み合わされた時の意味について理解できる。
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14週 |
夏休み読書課題の説明・多読 |
夏休みの読書課題で求められていることを理解できる。
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15週 |
夏休み読書課題に基づく活動 |
授業内で夏休み読書課題に基づいたタスクを完成できる。
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16週 |
これまでの復習・多読 |
期末試験にむけて、学習内容を確認できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 1 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 読書活動 | その他 | | | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 20 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |