Grammar & WritingⅤ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 Grammar & WritingⅤ
科目番号 0067 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 My Way English Communication III
担当教員 樫村 真由

到達目標

・学習したリーディング・スキルを活用し、テキストを正確に理解することができる。(精読)
・多くの英文に触れ、英語を楽しく読む習慣を身につける。(多読)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達度レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1教科書で学んだリーディング・スキルを活用し、授業で扱う英文を正しく理解できる。教科書で学んだリーディング・スキルを活用し、授業で扱う英文をおおむね理解できる。教科書で学んだリーディング・スキルを理解し、授業で扱う英文を半分以上理解できる。教科書で学んだリーディング・スキルが理解できず、授業で扱う英文の理解もできない。
評価項目2辞書無しである程度の長さの入門的な英語の文章を毎分150語の速度で読める。辞書無しである程度の長さの入門的な英語の文章を毎分100語の速度で読める。辞書無しで入門的な英語の文章を毎分80語の速度で読める。辞書無しで入門的な英語の文章を読む速さが毎分80語に満たない。
評価項目3単語帳で扱う単語の8割以上の意味を正しく理解できる。単語帳で扱う単語の7割以上の意味を正しく理解できる。単語帳で扱う単語の6割以上の意味を正しく理解できる。単語帳で扱う単語の意味の理解が6割未満にとどまる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・英語の様々なリーディング・スキルを学び、学んだスキルを活用して正しく英文を理解する。
授業の進め方・方法:
・0. 単語テスト→1. 到達目標の提示→2. Reading Skillの確認、教科書本文の解説 → 4. 本文Q&A → 5.多読活動
注意点:
・予習に指定した内容を学修してあることを前提に授業を行う。
・教科書、参考書、辞書は毎回持参すること。
・受講者の習熟度に鑑みて、適宜授業進度、授業内容を変更する場合がある。
・不正行為は固く禁ずる。不正行為があった場合、当該評価項目の学期中の点数を0点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の説明、英語での自己紹介、多読イントロダクション
2週 Unit 1 Greetings in the World 
[Reading Skill] 主語と述語動詞 
[単語テスト] No.699-721
文中の主語と述語動詞を見分け、文構造の核となる意味を把握することができる。
3週 Unit 2 The Toughest Creatures
[Reading Skill] フレーズ・リーディング
[単語テスト] No.722-741
フレーズ・リーディングにより、意味のまとまりごとに英文を区切り、区切りの順序に従って解釈することができる。
4週 Unit 3 A Digital Detox
[Reading Skill] 代名詞
[単語テスト] No.742-761
代名詞が指す内容を意識して読み、英文を理解することができる。
5週 Unit 4 A Paper Architect: Shigeru Ban
[Reading Skill] 未知語の予測
[単語テスト] No.762-781
未知語に出会った際、英文内の情報を活用し、意味を推測することができる。
6週 Unit 5 Laughter Therapists
[Reading Skill] パラグラフ構成
[単語テスト] No.782-801
各パラグラフの役割(「導入」・「展開」・「結論」)を意識して英文を読み、理解することができる。
7週 Unit 6 Secrets of Janken
[Reading Skill] パラグラフ構成 、復習
[単語テスト] No.802-821
これまでに学習した内容を振り返り、理解を深める。
8週 中間試験
4thQ
9週 Unit 7 Wild Raccoon Dogs in Tokyo
[Reading Skill] ディスコースマーカー:列挙・例示
[単語テスト] No.822-841
各パラグラフの役割と、パラグラフ内のトピックセンテンスを見極めることができる。
10週 Unit 8 The Language Café
[Reading Skill] ディスコースマーカー:列挙・例示
[単語テスト] No.842-862
例示・列挙の談話標識を意識して読解し、文章の流れを把握しながら英文を理解することができる。
11週 Unit 9 How Fast Can Humans Run?
[Reading Skill] ディスコースマーカー:時間的順序
[単語テスト] No.863-885
前課までに学んだ技法を活用し、各段落の役割、トピックセンテンス、例示・列挙の談話標識を見極めて英文を読むことができる。
12週 Unit 10 Shortened Words in Texting
[Reading Skill] ディスコースマーカー:比較・対象
[単語テスト] No.886-908
時間的順序を示す談話標識を手掛かりに、文章の流れを把握しながら英文を理解することができる。
13週 Unit 11 Plant Factories
[Reading Skill] ディスコースマーカー:比較・対象
[単語テスト] No.909-931
比較・対照を示す談話標識に着目し、書き手の意図を汲み取ったり、読み手としての自身の立場を意識しながら英文を理解することができる。
14週 Unit 12 Neighbors' Day
[Reading Skill] ディスコースマーカー:原因・結果
[単語テスト] No.932-951
原因・結果を示す談話標識に着目し、英文を正確に理解することができる。
15週 復習/期末試験対策
[単語テスト] No.952-971
これまでに学習した内容を振り返り、理解を深める。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
英語運用能力向上のための学習英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3

評価割合

試験小テスト多読授業内活動合計
総合評価割合63151210100
基礎的能力63151210100
専門的能力00000
分野横断的能力00000