電子回路Ⅰ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電子回路Ⅰ
科目番号 0089 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 書名:学びやすいアナログ電子回路 著者:二宮保、小浜輝彦 発行所:森北出版
担当教員 永野 健太

到達目標

【目的】
ダイオード、トランジスタの基礎的な理論を理解するとともに、それに関連する計算を行うことができる。
【到達目標】
1.半導体素子について理解し、説明することができる。
2.ダイオード回路について理解し、説明することができる。
3.トランジスタ増幅器について理解し、計算することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
半導体素子半導体素子を100%理解している。半導体素子を80%理解している。半導体素子を60%理解している。半導体素子をを理解していない。
ダイオード回路ダイオード回路を100%理解している。ダイオード回路を80%理解している。ダイオード回路を60%理解している。ダイオード回路を理解していない。
トランジスタ増幅器トランジスタ増幅器を100%理解している。トランジスタ増幅器を80%理解している。トランジスタ増幅器を60%理解している。トランジスタ増幅器を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は電気工学科で学ぶ電子回路のうちの1科目であり、電気電子技術者に必要な知識と技術を修得するために、電子回路の基本的な能動素子、増幅回路の特性と動作を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は教員による教科書と板書を中心にした形式である。適宜演習問題を各自に解いてもらう。
注意点:
自学自習は必須であるので、各自取り組むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 科目の概要、電子回路の基礎 基礎項目を説明でき、計算できる。
2週 電子回路の基礎 基礎項目を説明でき、計算できる。
3週 半導体素子 基礎項目を説明でき、計算できる。
4週 半導体素子 基礎項目を説明でき、計算できる。
5週 半導体回路の基本解析法 基礎項目を説明でき、計算できる。
6週 半導体回路の基本解析法 基礎項目を説明でき、計算できる。
7週 ダイオード回路 基礎項目を説明でき、計算できる。
8週 ダイオード回路 基礎項目を説明でき、計算できる。
4thQ
9週 中間試験 基礎項目を説明でき、計算できる。
10週 トランジスタ増幅器(基本原理とバイアス) 基礎項目を説明でき、計算できる。
11週 トランジスタ増幅器(基本原理とバイアス) 基礎項目を説明でき、計算できる。
12週 トランジスタ増幅器(基本原理とバイアス) 基礎項目を説明でき、計算できる。
13週 トランジスタ増幅器(小信号特性解析) 基礎項目を説明でき、計算できる。
14週 トランジスタ増幅器(小信号特性解析) 基礎項目を説明でき、計算できる。
15週 まとめ 基礎項目を説明でき、計算できる。
16週 期末試験 基礎項目を説明でき、計算できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電子回路ダイオードの特徴を説明できる。4
バイポーラトランジスタの特徴と等価回路を説明できる。4
FETの特徴と等価回路を説明できる。4
利得、周波数帯域、入力・出力インピーダンス等の増幅回路の基礎事項を説明できる。4
トランジスタ増幅器のバイアス供給方法を説明できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力4020000060
専門的能力400000040