電気電子計測Ⅰ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電気電子計測Ⅰ
科目番号 0091 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 書名:電気電子計測(第3版) 著者:阿部武雄、村山実 発行所:森北出版
担当教員 木村 知彦

目的・到達目標

【目的】
電気電子計測とは、電流、電圧、抵抗など、電気・電子工学で取り扱う物理量を測定するための方法論
である。本講義を受講することで、実験や研究で適切な測定ができるように、各種計測器の構造、動作
原理、使用法、誤差の取り扱い、を習得する。

【到達目標】
1.計測方法の分類が説明できる。
2.精度・誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を説明できる。
3.SI単位系における基本単位と組立単位、および、計測標準とトレーサビリティの関係について理解できる。
4.指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1計測方法の分類が説明でき、適切な方法を使用できる。計測方法の分類が説明できる。計測方法の分類が説明できない。
評価項目2精度・誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を考慮した計測値の処理が行える。精度・誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を説明できる。精度・誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を説明できない。
評価項目3SI単位系における基本単位と組立単位、および、計測標準とトレーサビリティの関係について理解し説明できる。SI単位系における基本単位と組立単位、および、計測標準とトレーサビリティの関係について理解している。SI単位系における基本単位と組立単位、および、計測標準とトレーサビリティの関係について理解していない。
評価項目4指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明でき、また、適切に使用できる。指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できる。指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気電子計測とは、電流、電圧、抵抗など、電気・電子工学で取り扱う物理量を測定するための方法論である。本講義では、実験や研究で適切な測定ができるように、各種計測器の構造、動作原理、使用法、誤差の取り扱いについて学習する。
授業の進め方と授業内容・方法:
教科書に沿って実施する。演習、レポートを織り交ぜる。
注意点:
電気回路、電磁気学で学んだ内容を十分に理解しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 測定法、精度と誤差 測定方法の分類を説明でき、精度と誤差を理解できる。
2週 測定値の処理 最小二乗法による偶然誤差の低減が理解できる。
3週 誤差の伝搬 基本的な誤差の伝搬を説明できる。
4週 有効数字と丸め 有効数字の表す範囲を説明でき、測定値を指定桁数に丸めることができる。
5週 SI単位 SI単位系の基本単位と組立単位を理解できる。
6週 電気単位の組み立てと標準 電気標準とトレーサビリティの関係について理解できる。
7週 指示計器の分類と構成 指示計器の三要素を説明できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 可動コイル形計器と可動鉄片形計器 各計器の動作原理を理解できる。
10週 電流力形計器、整流形計器、熱電形計器 各計器の動作原理を理解できる。
11週 測定範囲の拡大 倍率器と分流器、変圧器と変流器、による電流電圧の測定範囲の拡大が理解できる。
12週 指示計器による電流電圧測定 電圧・電流測定に各種指示計器を使用する方法を説明できる。
13週 電位差計 電位差計による電圧測定法が理解できる。
14週 ディジタル電圧計 デジタル電圧計の基本構成を説明できる。
15週 前期末試験
16週 前期末試験の振り返り 前期末試験で間違えた箇所について、原因を理解し、解くことができる。

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力4010000050
専門的能力4010000050
分野横断的能力0000000