ディジタル回路

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 ディジタル回路
科目番号 0100 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 適宜プリント等を用いる
担当教員 舘泉 雄治

到達目標

・整数、少数を2進数、10進数、16進数で表現できる。
・基数が異なる数の間で相互に変換できる。
・基本的な論理演算を行うことができる。
・基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できる。
・MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を論理式で表現できると知っている。
・論理式から真理値表を作ることができると知っている。
・ディジタル回路を作製し,評価できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
数の体系(情報) 週 整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。整数、小数を2進数、10進数、16進数で概ね表現できる。整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できない。
基数が異なる数の間で相互に変換できる。基数が異なる数の間で相互に変換できる。概ね,基数が異なる数の間で相互変換ができる。基数が異なる数の間で相互に変換できない。
基本的な論理演算を行うことができる。基本的な論理演算を行うことができる。概ね,基本的な論理演算を行うことができる。基本的な論理演算を行うことができない。
基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できる。基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できる。概ね,基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できる。基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できない。
MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を論理式で表現できる。MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を論理式で表現できる。MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を,概ね論理式で表現できる。MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を論理式で表現できない。
論理式から真理値表を作ることができる。論理式から真理値表を作ることができる。概ね,論理式から真理値表を作ることができる。論理式から真理値表を作ることができない。
論理式をMIL記号またはJIS記号を使って図示できる。論理式をMIL記号またはJIS記号を使って図示できる。概ね,論理式をMIL記号またはJIS記号を使って図示できる。論理式をMIL記号またはJIS記号を使って図示できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ディジタル回路の基礎について,座学と演習により学ぶ.
授業の進め方・方法:
座学と演習を繰り返すことにより,知識の定着を図る.
適宜,回路製作演習を行う.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ・ガイダンス
・ディジタルとアナログ
ディジタルとアナログの違いを説明できる.
2週 ・2進数
・16進数
10進数,2進数,16進数を互いに変換できる.
基数の違う数の相互変換ができる.
3週 ・ブール代数
・論理ゲート(MIL記号)
ブール代数について説明できる.
ブール代数と論理ゲートの対応を説明できる.
4週 ・ディジタル回路演習 1~3週目の内容について演習を行う.
5週 ・ディジタル回路演習 1~3週目の内容について演習を行う.
6週 ・ディジタル回路演習 1~3週目の内容について演習を行う.
7週 中間試験
8週 ・真理値表
・カルノー図
・論理式
真理値表を作ることができる.
カルノー図について説明できる.
真理値表から論理式を作ることができる.
4thQ
9週 ・真理値表
・カルノー図
・論理式
真理値表を作ることができる.
カルノー図について説明できる.
真理値表から論理式を作ることができる.
10週 ・組み合わせ論理回路 論理式をMIL記号を使って図示できる.
11週 ・ディジタル回路演習 8~10週目の内容について演習を行う.
12週 ・ディジタル回路演習 8~10週目の内容について演習を行う.
13週 ・ディジタルコンピュータ ディジタルコンピュータについて説明できる.
14週 ・ディジタル回路演習 総合演習を行う
15週 ・ディジタル回路演習 総合演習を行う
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野情報整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。3前2,前4,前5,前6,後2
基数が異なる数の間で相互に変換できる。3前2,前4,前5,前6,後2
基本的な論理演算を行うことができる。3前3,前4,前5,前6,後3,後4
基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できる。3前3,前4,前5,前6,後3,後4
MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を論理式で表現できる。1前8,前9,前10,後3,後4
論理式から真理値表を作ることができる。1前8,前9,前10,後3,後4
論理式をMIL記号またはJIS記号を使って図示できる。1前8,前9,前10,後3,後4

評価割合

中間試験期末試験レポート合計
総合評価割合404020100
基礎的能力1010020
専門的能力30302080
分野横断的能力0000