到達目標
1.オペレーティングシステムの概要を理解し、オペレーティングシステムの機能の概要を説明することができる。
2.ファイル管理の概要を理解し、説明することができる。
3.ファイルのアクセス権限の概要を理解し、操作方法などについても説明することができる。
4.LINUXの基本操作を理解し、その操作方法などについても説明することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | オペレーティングシステムの機能を理解し、各管理項目を説明できる。 | オペレーティングシステムの機能の概要を理解している。 | オペレーティングシステムの機能の概要を理解することができない。 |
評価項目2 | ファイル管理を理解し、ディレクトリ階層やアクセス権限を説明できる。 | ファイル管理の概要を理解している。 | ファイル管理の概要を理解することができない。 |
評価項目3 | LINUXの基本操作を理解し、その操作方法を説明できる。 | LINUXの基本操作の概要を理解している。 | LINUXの基本操作の概要を理解することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
オペレーティングシステムの概要と必要性を解説し、ファイルの管理方法などを学ぶ。また、OSの一例としてLINUXを取り上げ、基本的なLINUXの操作方法を習得すると共に、実践的な感覚を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業は講義と演習で進める。講義もパソコンの演習室で行うが、講義の間はパソコンは起動せず、講義に集中して欲しい。
また授業では、まずノートを取らずに説明を聞いて理解することに集中して欲しい。黒板の板書もノートに書き写すような内容ではなく、口頭での説明を補足する図表が中心になる。一通りの説明が終わった段階、もしくは、翌週の授業の最初で、必ずその前に説明した内容についてのまとめを行う。このまとめでは、ノートに書き写す内容の板書、もしくは、パワーポイントのスライドを示してノートに書き写す時間も十分に与える。この段階で説明の内容を思い出し、理解できていない点は質問するなどして取りこぼしのないようにして欲しい。
注意点:
前期のオペレーティングシステムⅠでは、主に、オペレーティングシステムの概要とファイル管理について学び、後期のオペレーティングシステムⅡでは、タスク管理とLINUX上でのプログラミングについて学ぶ。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、イントロダクション、演習室の環境説明と操作演習 |
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2週 |
オペレーティングシステムの概要 |
オペレーティングシステムの概要を説明できる。
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3週 |
オペレーティングシステムの歴史 |
オペレーティングシステムの歴史を説明できる。
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4週 |
オペレーティングシステムの機能 |
オペレーティングシステムの機能の概要を説明できる。
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5週 |
LINUXの概要 |
LINUXの概要を説明できる。
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6週 |
LINUXの基本操作(シェル) |
LINUXの基本操作の概要を説明できる。
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7週 |
LINUXの基本操作演習 |
LINUXの基本操作を行うことができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
ファイル管理の概要 |
ファイル管理の概要を説明できる。
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10週 |
ディレクトリ構造 |
ディレクトリ構造の概要を説明できる。
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11週 |
ファイル管理機能 |
ファイル管理機能の概要を説明できる。
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12週 |
基本アクセス権限 |
基本アクセス権限の概要を説明できる。
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13週 |
拡張アクセス権限 |
拡張アクセス権限の概要を説明できる。
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14週 |
ファイル管理機能演習 |
ファイル管理機能を行うことができる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験答案返却・解答解説 |
全ての問題の正解を解答することができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | レポート | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 30 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |