異文化理解

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 異文化理解
科目番号 0109 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 適宜、プリントを配布
担当教員 村瀬 智之,鈴木 慎也

到達目標

①日本の社会で生活するうえで、必要となる礼儀作法やマナーを身につけることで、日本の文化に対する理解を深める。
② 日本の社会で生活するうえで、必要となる言語表現やふるまい等を知ることで、日本社会に対する理解を深める。
③日本だけではなく、他の留学生の母国の文化や慣習についても理解を深めることで、他者理解の重要性に気付く。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1礼儀作法やマナーを理解し、実際に立ち振る舞うことができる。礼儀作法やマナーを理解することができた。礼儀作法やマナーに対する理解が不十分である。
評価項目2適切な言語表現やふるまいを理解し、実際に立ち振る舞うことができた。適切な言語表現やふるまいを理解することができた。適切な言語表やふるまいを理解していない。
評価項目3母国以外の国や地域の文化・慣習に興味を持つとともに、異文化に対し理解を深めることができた。母国以外の国や地域の文化・慣習に興味を持つことができた。母国以外の国や地域の文化・慣習に興味を持つことができなかった。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・日本における礼儀作法やマナーを理解し、しっかりと立ち振る舞うことができるようになることによって、これから社会人となる自覚を養う。
・適切な場面において適切な言語使用やふるまいをする方法を学び、それを実行できるようにする。
・異質なものを簡単に排除したり、拒絶するのではなく、理解し、尊重しようとする国際人として必要な資質を身につける。
授業の進め方・方法:
・日本社会における礼儀作法やマナーについてまとめられたプリントを参考にしながら、実際の場面を想定したロールプレイングを行い、理解を深めていく。また、日本社会の慣行等に関して、受講者が調査し、発表する。また、母国の文化や慣習について日本語で文章を作成し、それを発表しあう。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 日本語で正しく自己紹介をすることができる。
2週 礼儀作法とマナー① 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
3週 礼儀作法とマナー② 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
4週 礼儀作法とマナー③ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
5週 礼儀作法とマナー④ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
6週 礼儀作法とマナー⑤ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
7週 礼儀作法とマナー⑥ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
8週 礼儀作法とマナー⑦ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
2ndQ
9週 礼儀作法とマナー⑧ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
10週 礼儀作法とマナー⑨ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
11週 礼儀作法とマナー⓾ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
12週 礼儀作法とマナー⑪ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
13週 礼儀作法とマナー⑫ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
14週 礼儀作法とマナー⑬ 礼儀作法やマナーを理解するとともに実際に立ち振る舞うことができる。
15週 礼儀作法とマナー⑭ 講義の中で扱った礼儀作法やマナーが実際に身についているか授業内で確認を行う。
16週
後期
3rdQ
1週 イントロダクション 授業の進め方、評価方法等について理解する。
2週 自文化と異文化、多文化共生1 日本社会や文化について講師からの説明を受け、適切に理解し質問等をすることができる。
3週 自文化と異文化、多文化共生2 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明できる。
4週 自文化と異文化、多文化共生3 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明できる。
5週 自文化と異文化、多文化共生4 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明できる。
6週 自文化と異文化、多文化共生5 日本社会や文化について講師からの説明を受け、適切に理解し質問等をすることができる。
7週 自文化と異文化、多文化共生6 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明した上で、他の受講者からの質問に適切に対応することができる。
8週 自文化と異文化、多文化共生7 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明した上で、他の受講者からの質問に適切に対応することができる。
4thQ
9週 自文化と異文化、多文化共生8 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明した上で、他の受講者からの質問に適切に対応することができる。
10週 自文化と異文化、多文化共生9 日本社会や文化について講師からの説明を受け、適切に理解し質問等をすることができる。
11週 自文化と異文化、多文化共生10 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明した上で、他の受講者からの質問に適切に対応することができ、それをレポートやプレゼンテーションの形でまとめることができる。
12週 自文化と異文化、多文化共生11 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明した上で、他の受講者からの質問に適切に対応することができ、それをレポートやプレゼンテーションの形でまとめることができる。
13週 自文化と異文化、多文化共生12 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明した上で、他の受講者からの質問に適切に対応することができ、それをレポートやプレゼンテーションの形でまとめることができる。
14週 自文化と異文化、多文化共生13 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明した上で、他の受講者からの質問に適切に対応することができ、それをレポートやプレゼンテーションの形でまとめることができる。
15週 自文化と異文化、多文化共生14 自らが生まれ育った社会の文化を日本語で他者に説明した上で、他の受講者からの質問に適切に対応することができ、それをレポートやプレゼンテーションの形でまとめることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合050025250100
基礎的能力050025250100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000