TOEIC Seminar Ⅲ(選択外国語)

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 TOEIC Seminar Ⅲ(選択外国語)
科目番号 0119 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『公式TOEIC Listening & Reading問題集1』 (一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)
担当教員 堀 智子,川又 加代子

到達目標

1. 3年次までの学習を基礎として、4年次に学習したTOEIC旧形式の過去問題の演習を基礎とし、難易度の高い新形式の問題を「聞くこと」「読むこと」において認識、理解することを目指す。
2. 各自の進学やキャリア計画の達成に必要な英語力(TOEIC)を考え、自己の学習をモニター、考察して今後の目標と学習計画を立てる。
3.授業を通して自律的学習態度の育成、TOEIC新形式において4年次のスコアと同等または伸長を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Part1、2の英語を聞いて、音声認知と意味認知ができる。写真の描写として正しい選択肢を選び、70%以上正解することができる。Part1、2の英語を聞いて、音声認知と意味認知がある程度できる。写真の描写として正しい選択肢を選び、50%以上正解することができる。Part1、2の英語を聞いて、音声認知と意味認知ができない。写真の描写として正しい選択肢を選ぶことができない、又は選択肢を読み理解することができない。
評価項目2Part3,4の英語を聞いて、音声認知と意味認知ができる。問題を解いて60%以上正解することができる。解くことができる。Part3,4の英語を聞いて、音声認知と意味認知がある程度できる。対話の正しい選択肢を選び、40%以上正解することができる。Part3,4の英語を聞いて、音声認知と意味認知がほとんどできない。対話の正しい選択肢を選ぶことができない、又は選択肢を読み、理解することができない。
評価項目3Part5の英文を読んで、正解を選ぶためにポイントとなる文構造と文法の理解ができる。問題を解いて70%以上正解することができる。Part5の英文を読んで、正解を選ぶためにポイントとなる文構造と文法の理解がある程度できる。問題を解いて50%以上正解することができる。Part5の英文を読んで、正解を選ぶためにポイントとなる文構造と文法の理解ができない。又は設問、選択肢を読み、理解することができない。
評価項目4Part6の英文を読んで大意を把握し、正解を選ぶためのポイントとなる文構造と文法の理解ができる。問題を解いて60%以上正解することができる。Part6の英文を読んで大意を把握しようとし、正解を選ぶためのポイントとなる文構造と文法の理解がある程度できる。問題を解いて40%以上正解することができる。Part6の英文を理解できず、正解を選ぶためのポイントとなる文構造と文法の理解ができない。又は設問、選択肢を読み、理解することができない。
評価項目5Part7の複数の英文を読んで、設問の解答がある箇所を素早く探すことができる。問題を解いて60%以上正解することができる。Part7の複数の英文を読んで、設問の解答がある箇所を探すことができる。問題を解いて40%以上正解することができる。Part7の簡単な英文を理解できない。又は設問、選択肢を読み、理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (f) 説明 閉じる
学習・教育目標 B3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文の理解、旧型式TOEIC既出問題の4年次の演習を基礎に、「聞くこと」「読むこと」において新形式問題の更に高度な英語表現への認識、理解を深める。
授業の進め方・方法:
新形式問題の教科書の演習を中心に、新形式の試験の問題傾向と解答のポイントについて解説、学習する。読解スピードを上げるために、速読ソフトを利用して戻り読みをしない練習を取り入れる。各自が到達目標を達成できるよう、事前学習および復習を自発的に行うことを期待する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概説 新形式テキスト説明
前期は「テスト1」実施と解説
速読ソフトを使用した演習を適宜実施
新形式の変更点を把握する。

戻り読みをしないで読むことに慣れる。
2週 テキスト Part1~4 実施、採点、PF記入
速読ソフトでの速読訓練(以下授業内で適宜行う)
新形式のリスニングテストを経験する。
戻り読みしない訓練をする。
3週 テキスト Part1、2 方略の復習、形式の説明、解説、語彙 Part2の新形式問題を理解し、英語の音声と意味に注意を払い学習する。
4週 前回の学習内容を確認する。(以下省略)
テキスト Part3 形式の説明、解説、語彙
Part3の新問題形式を理解し、英語の音声と意味を認識する。
5週 テキスト Part5、6 方略、形式の説明、実施、解説、PF記入 Part6の新問題形式を理解し、正答を導くための文構造、文法のポイントを把握する。新出語彙を学習して習得する。
6週 中間テスト実施
これまでの学習の成果を発揮する。
7週 テスト返却、解説
テキストPart1,2,5,6まとめ

Part1、2、5、6について、特に正解できなかった問題のポイントを理解する。
8週 テキスト Part3   解説続き
Part5,6 解説続き


Part6の問題形式を理解し、正答を導くための文構造、文法のポイントを把握する。新出語彙を学習して習得する。。
2ndQ
9週 テキスト Part3   解説続き
Part5,6 解説続き

Part6の問題形式を理解し、正答を導くための文構造、文法のポイントを把握する。新出語彙を学習して習得する。
10週 テキスト Part3 解説 語彙
Part6 解説 語彙
Part3、6の新問題形式を理解し、正答を導くための文構造、文法のポイントを把握する。新出語彙を学習して習得する。
11週 テキスト Part7 解説 語彙
     Part4 解説 語彙

Part4の新問題形式を理解し、英語の音声と意味を認識する。Part7の問題形式を理解し、スキャニングにより簡単な問題の解答を文中より素早く見つける。新出語彙を学習して習得する。
12週 テキスト Part7 解説 語彙
     Part4 解説 語彙

Part7、4の新問題形式を理解する。
13週 テキスト Part7 解説
期末テスト範囲の復習
Part7の問題形式を理解し、解答を文中より素早く見つける。新出語彙を学習して習得する。
14週 期末テスト実施 期末テストの範囲の習得内容を把握し、各自未習得の内容を特定し学習する。
15週 テスト返却、解説 半期の授業内容を概観。自己の学習の進捗状況を理解し、夏季休暇の学習を計画する。
16週
後期
3rdQ
1週 前期の学習内容の概観
ソフト使用による速読演習
(以下授業で適宜実施)
夏季休暇中の学習について振り返り、達成できたこと、できなかったことを考える。
速読のポイント、WPMを意識して読む。
2週 前回の学習内容を確認する。(以下省略)
テスト2、Part1~4 実施、採点、PF記入
新形式問題を再度把握し、正答率をあげる。
3週 テキスト Part1、2 解説、語彙 誤答の問題について原因、傾向を把握する。
新出語彙を学習して習得する。
4週 テキスト Part3 解説、語彙 新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。
5週 テキスト Part5、6 実施、解説、PF記入 新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。
6週 テキスト Part3   解説続き
Part5,6 解説続き

新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。
7週 新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。 これまでの学習の成果を発揮する。
8週 テスト返却、解説
テキストPart1,2,5,6まとめ

Part1、2、5、6について、特に正解できなかった問題のポイントを理解する。
4thQ
9週 テキスト Part4 解説 語彙
Part7 解説 語彙
リテンションを高める演習
新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。
聴いた短い英文を再生する。
10週 テキスト Part4 解説 語彙
Part7 解説 語彙
リテンションを高める演習
新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。
聴いた短い英文を再生する。
11週 新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。
聴いた短い英文を再生する。
新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。
聴いた短い英文を再生する。
12週 テキスト Part4 解説 語彙
     Part7 解説 語彙
リテンションを高める演習
新形式問題を再度把握し、正答率を上げる。新出語彙を学習して習得する。
聴いた短い英文を再生する
13週 学年末テスト範囲の復習
14週 学年末テスト実施 期末テストの範囲の習得内容を把握し、各自未習得の内容を特定し学習する。
15週 テスト返却、解説 後期の授業内容を概観。自己の学習をメタレベルで振り返り、今後の学習を計画する。

16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。3
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。3
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。3
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。4
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。4
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。4
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。4
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。3
交流回路論における諸現象について実験を通して理解する。3
過渡現象について実験を通して理解する。1
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。4
共振について、実験結果を考察できる。4
半導体素子の電気的特性の測定法を習得し、実験を通して理解する。2
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。4
論理回路の動作について実験結果を考察できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力60000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000