スポーツ文化論(教養ゼミⅡ)

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 スポーツ文化論(教養ゼミⅡ)
科目番号 0120 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 大学生の健康・スポーツ科学
担当教員 鈴木 智之

到達目標

スポーツの本質を理解し、集団の中でコミュニケーションを取りながら、生涯スポーツへと実践することができるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1スポーツの本質を理解し、集団の中で楽しく実践することができる。スポーツについて考えながら実践できる。無気力である。
評価項目2相手のことを考えながら積極的に実践できる。自分なりに楽しみながら実践できる。自分勝手に行動する。
評価項目3議論の中で論理的に意見を述べ、理解させることができる。自分の意見を積極的に発言できる。自分の意見がない。

学科の到達目標項目との関係

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JABEE (h) 説明 閉じる
学習・教育目標 B1 説明 閉じる
学習・教育目標 D1 説明 閉じる
学習・教育目標 D2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
スポーツを形成しているルールについて理解を深め、スポーツとは何なのかを検討し、スポーツの本質に迫り、スポーツを取り巻く様々な問題を解決する糸口を探ることを目的とする。また、実践を通してスポーツのあり方を探っていく。
授業の進め方・方法:
授業では、前半はテーマについて講義や発表を行う。授業後半では実技を行う。テーマについてレポートを提出することになる。
注意点:
実技を行うので実技に適した服装が必要になる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・スポーツ文化とは何か 互いの理解を深め、1年間の流れを理解する。
2週 オリンピック憲章 オリンピックの精神を理解しながら実践する。
3週 オリンピックの歴史(1) 映像を観て理解を深める。
4週 オリンピックの歴史(2) オリンピックの精神を理解しながら実践する。
5週 フットボールのルーツ イメージしたものと現実との違いを理解する。
6週 サッカーの歴史 発展過程を理解しながら実践する。
7週 スポーツとは何か スポーツに対する理解を深めながら実践する。
8週 遊びとは何か 遊びについての理解を深め実践する。
2ndQ
9週 ルール違反について(1) 議論しながらルールについての理解を深める。
10週 課題 発展過程を理解しながら実践する。
11週 ルール違反について(2) スポーツの本質について考えながら実践する。
12週 スポーツ規範について 何のためにスポーツをするのか理解しながら実践する。
13週 スポーツマンシップと武士道
相手のことを考えながら実践する。
14週 オリンピックについて 2020年東京オリンピックについて考える。
15週 課題 まとめ
16週 イメージしたものと現実に違いを理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3前1,前4,前7,前8,前9,前12,前13,前14,前15
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3前4,前7,前8,前9,前12,前13,前14,前15
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3前3,前4,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3前3,前4,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3前2,前3,前4,前5,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前12,前13,前14,前15
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前12,前13,前14,前15
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前12,前13,前14,前15
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前12,前13,前14,前15
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前12,前13,前14,前15
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合202000060100
基礎的能力20200060100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000