到達目標
ダイオード、トランジスタの基礎的な理論を理解するとともに、それに関連する計算を行うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
直流と交流回路 | 直流と交流回路を100%理解している。 | 直流と交流回路を80%理解している。 | 直流と交流回路を60%理解している。 | 直流と交流回路を理解していない。 |
半導体 | 半導体とダイオードを100%理解している。 | 半導体とダイオードを80%理解している。 | 半導体とダイオードを60%理解している。 | 半導体とダイオードを理解していない。 |
トランジスタ | トランジスタを100%理解している。 | トランジスタを80%理解している。 | トランジスタを60%理解している。 | トランジスタを理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目は電気工学科で学ぶ電子回路のうちの1科目であり、電気電子技術者に必要な知識と技術を修得するために、アナログ回路の基本的な能動素子、増幅回路の特性と動作を学ぶ。
授業の進め方・方法:
はじめに当日学ぶ内容に関するレポート課題を配布する。教科書を読みながらそのレポートを作成し、当日中に提出する。この結果を、中間・期末試験の得点に反映させる。
注意点:
レポート課題の点数を中間・期末試験の点数に加点する。
自学自習は必須であるので、各自取り組むこと。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
接頭語、電子素子、半導体 |
接頭語、電子素子、半導体を理解する。
|
2週 |
キャリア、pn接合ダイオード、順方向特性と逆方向特性 |
キャリア、pn接合ダイオード、順方向特性と逆方向特性を理解する。
|
3週 |
アバランシェ現象とツェナー効果 |
アバランシェ現象とツェナー効果について理解する。
|
4週 |
アノードとカソード、発光ダイオード |
アノードとカソード、発光ダイオードについて理解する。
|
5週 |
コレクタ、エミッタ、ベース |
コレクタ、エミッタ、ベースの概念について理解する。
|
6週 |
演習 |
これまでの復習を行う。
|
7週 |
中間試験 |
試験問題を解くことができる。
|
8週 |
利得と増幅 |
利得と増幅の概念について理解する。
|
2ndQ |
9週 |
エミッタ接地増幅回路 |
エミッタ接地増幅回路について理解する。
|
10週 |
トランジスタの特性 |
トランジスタの特性、出力特性、電流伝達特性、入力特性について理解する。
|
11週 |
固定バイアス回路 |
固定バイアス回路の概念について理解する。
|
12週 |
自己バイアス回路 |
自己バイアス回路について理解する。
|
13週 |
交流信号とバイアス回路 |
バイアス回路に対して交流信号が添加されたとき、どのような出力波形が得られるのか、描くことができる。
|
14週 |
演習 |
これまでの復習を行う。
|
15週 |
期末試験 |
期末試験を行う。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電子回路 | ダイオードの特徴を説明できる。 | 4 | 前7 |
バイポーラトランジスタの特徴と等価回路を説明できる。 | 4 | 前8 |
FETの特徴と等価回路を説明できる。 | 4 | 前9 |
利得、周波数帯域、入力・出力インピーダンス等の増幅回路の基礎事項を説明できる。 | 4 | 前11 |
トランジスタ増幅器のバイアス供給方法を説明できる。 | 4 | 前12 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 50 |
専門的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 50 |