TOEIC Seminar Ⅲ(選択外国語)

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 TOEIC Seminar Ⅲ(選択外国語)
科目番号 0184 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 電気工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『公式TOEIC Listening & Reading問題集4』 (一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)
担当教員 ゲイツ ジョン,小林 礼実

到達目標

総合的に英語の理解力・運用力を伸ばす。具体的には、1)TOEIC Listening & Readingの現在のスコアより更に高いスコアを目指す、2)TOEICの対策をする中で、将来の実践と自学の基礎となるSpeakingとWritingの力も高める、ということである。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1短い会話において、中級レベルまでの語彙が使用されるときは、話の詳細まで理解できる。 長い聴解文において、情報が繰り返される時、話の詳細が理解できる。情報が少し言い換えられていても、詳細が理解できる。 写真描写において、写真の主旨に関する短い記述が理解できる。 長い聴解文において、情報が何度も繰り返されたり、語彙が比較的簡単なときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できる。短い会話や写真描写において、語彙が比較的簡単で、話を部分的に理解すればよいときは、話の詳細や写真に関する記述が理解できる。 長い聴解文において、解答に必要な情報が問題中に使用されている表現と一致するときは、話の詳細が理解できる。 短い会話において、やや難しい語彙が使用されるとき、もしくは構文が複雑なときは、話の詳細が理解できない。 長い聴解文において、解答に必要な情報が話の途中で提示されたときは、話の詳細が理解できない。言い換えられた情報や難しい文法的な構造が理解できない。
評価項目2毎回の授業内の英語活動で、英語のみを使用し、積極的に取り組んでいる。ほとんどの授業内の英語活動で、英語のみを使用し、積極的に取り組んでいる。7割以上の授業内の英語活動で、英語のみを使用し、積極的に取り組んでいる。半分程度かそれ以下の授業内の英語活動でのみ英語を使用している。積極的に取り組んでいない。
評価項目3定期テスト、小テスト・課題、授業内活動の合計点が80点以上である。定期テスト、小テスト・課題、授業内活動の合計点が70点以上である。定期テスト、小テスト・課題、授業内活動の合計点が60点以上である。定期テスト、小テスト・課題、授業内活動の合計点が60点に満たない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 B3 説明 閉じる
JABEE (f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
TOEICで中級程度のスコアを取るのに必要な語彙や構文を理解するとともに、TOEICに留まらず、生涯に渡る英語学習の基礎になる力を身に着ける。そこで、本科目では、ListeningやReadingの他、SpeakingやWritingも適宜取り入れる。
授業の進め方・方法:
新形式公式問題集を中心に行う。回答のポイントについて学習する他、様々な教材を通して、リスニングとスピーキングに欠かせない英語の音声面の特徴、表現と構文の知識も学習する。各自が生涯に渡る英語学習の基礎を築けるよう、自発的な学習を期待する。
注意点:
学期成績は中間試験と期末試験を60%,および授業内で行う各種の確認テストや課題提出を 20% 、授業での活動に対する取り組みを20%に配分して算出する。本科目の成績は定期試験の成績のみならず、予習・復習の自学自習の実施状況も考慮して判断される。したがって自学自習の習慣を身に着けることが必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction、TEST1 Listening Part の実施・採点 Listening Part の構成を思い出す・実力を測る
2週 TEST1Reading Part の実施・採点、音声 Reading Part の構成を思い出す・実力を測る、英語の音声の特徴を知る
3週 TEST1 Part1, Part2 理解活動 Part1, Part2に関係する表現を使用する・理解する
4週 TEST1 Part3 理解活動 Part3に関係する表現を使用する・理解する
5週 TEST1 Part3 理解活動 Part3に関係する表現を使用する・理解する
6週 TEST1 Part5 理解活動 Part5に関係する表現を使用する・理解する
7週 TEST1 Part6 理解活動 Part6に関係する表現を使用する・理解する
8週 中間試験 ここまでの学習の成果を発揮する
2ndQ
9週 中間試験の振り返り、TEST1 Part3 理解活動 Part3に関係する表現を使用する・理解する
10週 TEST1 Part5, Part6 理解活動 Part5, Part6に関係する表現を使用する・理解する
11週 TEST1 Part4 理解活動 Part4に関係する表現を使用する・理解する
12週 TEST1 Part7 理解活動 Part7に関係する表現を使用する・理解する
13週 TEST1 part4, Part7 理解活動 Part4, Part7に関係する表現を使用する・理解する
14週 (夏休み後初)TEST1 Part4, Part7 関連活動 Part4, Part7 に関係する表現を使用する・理解する
15週 TEST1 期末範囲復習 疑問点をなくす
16週 期末試験 ここまでの学習の成果を発揮する
後期
3rdQ
1週 TEST2 Listening Part の実施・採点、音声 実力を測る、英語の音声の特徴を知る
2週 TEST2 Reading Part の実施・採点、音声 実力を測る、英語の音声を練習する
3週 TES2 Part1, Part2 理解活動 Part1, Part2に関係する表現を使用する・理解する
4週 TEST2 Part3 理解活動 Part3に関係する表現を使用する・理解する
5週 TEST2 Part3, Part5 理解活動 Part3, Part5 に関係する表現を使用する・理解する
6週 TEST2 Part5, Part6 理解活動 Part5, Part6に関係する表現を使用する・理解する
7週 TEST2 Part6 理解活動 Part6に関係する表現を使用する・理解する
8週 中間試験 ここまでの学習の成果を発揮する
4thQ
9週 TEST2 Part5, Part6 理解活動 Part5, Part6に関係する表現を使用する・理解する
10週 TEST2 Part4, Part7 理解活動 Part4, Part7に関係する表現を使用する・理解する
11週 TEST2 Part4, Part7 理解活動 Part4, Part7に関係する表現を使用する・理解する
12週 (冬休み後初)TEST2 Part4, Part7 理解活動 Part4, Part7に関係する表現を使用する・理解する
13週 TEST2 Part4, Part7 理解活動 Part4, Part7に関係する表現を使用する・理解する
14週 TEST2 Part4, Part7 理解活動 Part4, Part7に関係する表現を使用する・理解する
15週 期末前復習 ここまでの学習の成果を発揮する
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験小テスト・課題授業内活動合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000