現代社会論

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 現代社会論
科目番号 00270 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 検定教科書『公共』、『倫理』
担当教員 村瀬 智之

到達目標

1.現代社会に関する知識を利用しながら、批判的に考えることができる。
2.複数の人々との対話の中で、しっかりと聴くこと、問うこと、その対話を楽しむことができる。
3.学習を通して得た知識を利用しながら、自身で新たな問題を立てる(課題設定をする)とともに、複数の人々との対話の中で自らの考えを論理的に表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1現代社会に関する知識を利用しながら、批判的に考えることができる。現代社会に関する知識を利用しながら、考えることができる。現代社会に関する知識を理解している。現代社会に関する知識を理解していない。
評価項目2複数の人々との対話の中で、聴くこと、その対話を楽しむことができる。複数の人々との対話の中で、人の話を聴き、その対話を楽しむことができる。複数の人々との対話に参加し、その対話を楽しむことができる。複数の人々との対話に参加したり、楽しむことができない。
評価項目3学習を通して得た知識を利用しながら、自身で新たな問題を立てる(課題設定をする)とともに、複数の人々との対話の中から意見を適切に分類し、自らの考えを論理的に表現することができる。自分で問題を立てる(課題設定をする)とともに、複数の人々との対話の中から意見をくみ取り、それらの意見を理解できる。問題を立て(課題設定をし)、複数の人々との対話の中でさまざまな意見を聴き、その違いを理解することができる。問題を立て(課題設定をし)たり、複数の人々との対話に参加することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期に行った「対話としての哲学・倫理入門」に引き続き、クラスでの対話(議論)を通して、深く考えることを目的に授業を行なう。
本授業では、現代社会に生きる市民として必要となる基本的事項を学ぶとともに、それらを利用して、現在の社会的問題について考える。
本教科では、前期科目「対話としての哲学倫理入門」に引き続き、汎用的四技能(課題設定・習得収集・分析・発表)のうち、特に、課題設定と分析の力を養う。具体的には、問いを考え議論することであるが、現代社会の複雑な問題に対して、より的確な課題設定と精確な分析を目指す。
授業の進め方・方法:
授業では、現代社会を理解する上で重要となる考え方を学ぶとともに、それを基にクラス全体ないしグループ、あるいは、紙上での対話を行う。
注意点:
参加型の授業であるため、対話に積極的に参加することが求められる。積極的な参加とは、発言することだけを意味するのではなく、しっかりと聴くことも含まれる。そして、何よりも他の人の発言を受けて、自らが考えを深めることがもっとも重要な「積極的参加」の意味である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション 前期の授業を踏まえて、具体的な社会問題について共に考えていくことを実践から学ぶ。
2週 諸宗教の基本1
宗教について問いを立て、知ることとの関係を意識しながら、対話を通して考える。
3週 諸宗教の基本2
宗教について問いを立て、知ることとの関係を意識しながら、対話を通して考える。
4週 社会・国家とは何か?1 現代の民主国家の基本原理を知り、それらの意義について考える。
5週 社会・国家とは何か?2 現代の民主国家の基本原理を知り、それらの意義について考える。
6週 社会・国家とは何か?3 近代国民国家の諸相を知り、その意味について考える。
7週 社会・国家とは何か?4 近代国民国家の諸相を知り、その意味について考える。
8週 中間試験
4thQ
9週 民主主義って何だ?1 現代の民主国家の意義とあり方について、独裁や専制との比較から考える。
10週 民主主義って何だ?2 現代の民主国家の意義とあり方について、独裁や専制との比較から考える。
11週 基本的人権と現代社会の諸問題1 基本的人権について理解を深め、今後の社会にどのように活かしていくかを考える。
12週 基本的人権と現代社会の諸問題2 基本的人権について理解を深め、今後の社会にどのように活かしていくかを考える。
13週 経済と現代社会1 現代社会における経済的問題やその背景について知り、これまでに学んできた人権の観点から考える。
14週 経済と現代社会2 現代社会における経済的問題やその背景について、特に税金の観点から考える。
15週 期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3後1
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3後1
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3後1

評価割合

試験その他(授業内での活動、レポート等)合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000