工業数学Ⅳ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 工業数学Ⅳ
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「これなら分かる応用数学教室」金谷健一(共立出版)
担当教員 青木 宏之

到達目標

既に学んでいるフーリエ級数をフーリエ変換へと発展させ、その意味と基本的性質を理解し、基本的なフーリエ変換の計算ができることである。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、工業数学Ⅲの授業に引き続いて、信号処理や画像処理等のデータ解析で重要な役割を果たすフーリエ解析について学ぶ。まず、既に学んでいるフーリエ級数をフーリエ変換へと発展させ、その基本的性質を理解する。そののちアナログデータとデジタルデータの橋渡しをするサンプリング定理について学習し、離散データのフーリエ変換についても学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は基本的に講義50%、演習50%の配分で進める。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 フーリエ級数展開の復習1
2週 フーリエ級数展開の復習2
3週 フーリエ級数からフーリエ変換へ
4週 代表的波形のフーリエ変換
5週 フーリエ変換の諸性質
6週 線形時不変システムとたたみ込み演算について
7週 フーリエ変換演習問題
8週 総合演習問題
4thQ
9週 総合演習問題
10週 サンプリング定理
11週 離散フーリエ変換
12週 離散フーリエ変換の諸性質
13週 離散フーリエ変換演習問題
14週 フーリエ変換の応用例ー画像処理
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。3
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3
簡単な連立方程式を解くことができる。3
角を弧度法で表現することができる。3
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
導関数の定義を理解している。3
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000