情報処理

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント使用
担当教員 小野 勇

到達目標

C言語の文法を理解し、基本的なプログラミングを行えるようになる。さらに効率的なプログラミングができようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
C言語の構造C言語の構造について詳しく説明できる。C言語の構造について説明できる。C言語の構造について説明できない。
C言語の文法C言語の文法について詳しく説明できる。C言語の文法について説明できる。C言語の文法について説明できない。
C言語のプログラミングC言語のプログラミングができるC言語の簡単なプログラミングができるC言語の簡単なプログラミングができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C言語はコンパイラ言語の一つであり、幅広く利用されている。このC言語を理解しプログラミングできることで、数値計算他多くの分野の応用に発展させることができる。
授業の進め方・方法:
演習室のコンピュータを用いて、C言語の基本について解説しながらプログラミング演習を行う。繰り返し演習を行うことで理解を深め、技術の向上を図る。
注意点:
コンピュータの基本操作ができること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 基本操作とプログラミングの練習1 エディタ・コンパイラを正しく使用できる。
2週 基本操作とプログラミングの練習2 エディタ・コンパイラを正しく使用できる。
3週 データ型と入出力1 変数の宣言と入出力を説明でき、応用できる。
4週 データ型と入出力2 簡単な数値計算のプログラミングができる。
5週 繰り返し 繰り返しの構文を理解し、使用できる。
6週 中間試験
1~5週までの到達度を確認する。
7週 条件文 条件文の構文を理解し、使用できる。
8週 プログラミング練習 繰り返しや条件文を複合的に使用してプログラミングできる。
2ndQ
9週 配列1 配列について正しく使用できる。
10週 配列2 配列を用いたプログラミングができる。
11週 関数1 関数の定義と呼び出し方を説明できるができる。
12週 関数2 関数を定義し、呼び出すプログラミングができる。
13週 ポインタ1 値渡し、参照渡しについて説明できる。
14週 ポインタ2 ポインタの用途を理解できる。
15週 ポインタ3 ポインタを用いてプログラミングができる。
16週 前期末試験 最終的な到達度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野情報基本的な論理演算を行うことができる。2
基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できる。1
MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を論理式で表現できる。1
論理式から真理値表を作ることができる。1

評価割合

試験演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力3030000060
専門的能力2020000040
分野横断的能力0000000