ReadingII

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ReadingII
科目番号 0032 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 My Way English Communication I
担当教員 ゲイツ ジョン,小林 礼実

到達目標

【目的】
この科目を受講することにより、目的に応じた英語の読み方が自律的に行えるようになることを目的とする
【到達目標】
1.辞書を活用し、単語→句→節へと理解してゆくボトムアップ的な読み方(精読)を学ぶ。
2.受講者自らの習熟度と興味に応じて本を選び、楽しんで読書する習慣と方法(多読)を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文型の特徴を文章中の例文を使って識別し、一般化できる。文型の特徴を文章中の例文を使って識別できる。同じ文型が使われている文を識別できる。文章中の例文を使って識別できない。
評価項目2辞書なしで入門的多読用教材(基本語彙400語)を毎分150語の速度で読める。辞書なしで入門的多読用教材(基本語彙400語)を毎分100語の速度で読める。辞書なしで入門的多読用教材(基本語彙400語)を毎分80語の速度で読める。辞書なしで入門的多読用教材(基本語彙400語)を読む速度が毎分60語に満たない。
評価項目3授業内で示された課題を近隣の学生達と討議し、結論を導き出せる。授業内で示された課題を近隣の学生達と討議し、問題点を共有できる。授業内で示された課題を近隣の学生達と討議できる。授業内で示された課題を近隣の学生達と討議できない。(課題を十分に理解できない)

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では毎回の授業を、前半と後半に大きく分けて行なう。
1.前半(およそ75分程度)では、共通テキスト(検定教科書)を用いた授業を行なう。
2.後半(残りのおよそ15分程度)では図書館に配備された多読用リーディング教材を利用して、受講者が自らのレベルと興味に応じて本を選び、主体的に読書する習慣の形成を目指す。
3.冬季休業中には、長編小説等の読み物を、興味に応じて自ら探して購入し、英語読書体験を発展させる。
授業の進め方・方法:
1.前半の共通テキストを使用した時間帯では、内容や構文を確認する。その際に英語辞書は常に机上に用意しておき、随時活用する。
  2.後半の読書活動では、読書する範囲(ジャンル、レベル)を少しずつ広げてゆきながら、各自選択した本を読み進む。読書記録手帳に記録をする。不定期に手帳はチェックされる。
注意点:
・教科書、読書記録手帳、英語辞書、指定バインダー、Grammar & Writing で使用する文法書、は毎回持参すること。
・本科目の成績は定期試験の成績のみならず、予習・復習などの自学自習の実施状況も考慮して判断される。したがって自学自習の習慣を身につけることが肝要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第5課(1) 動名詞を解説する。 動名詞の用法を理解し、文章中の意味合いを理解できる。
2週 第5課(2) to 不定詞の名詞的・副詞的用法を解説する。 名詞的・副詞的用法の違いを理解できる。
3週 第5課(3) to 不定詞の形容詞的用法を解説する。 名詞的・副詞的用法との比較で形容詞的用法の違いを理解できる。
4週 第5課(4) It is ...to不定詞の形を解説する。 文章中でIt is ...to不定詞の形を特定でき、意味を理解できる。
5週 第6課(1) 関係代名詞(主格)を解説する。 関係代名詞(主格)が文章中で使われる例を特定し、意味を理解できる。
6週 第6課(2) 関係代名詞(目的格)を解説する。 主格用法との比較で、関係代名詞(目的格)の違いを理解できる。
7週 第6課(3) 関係代名詞what を解説する。 関係代名詞what が文章中で使われる例を特定し、意味を理解できる。
8週 復習・多読、又は進度の遅れを調整する。
4thQ
9週 中間試験
10週 答案返却・説明・多読 前期中間試験の自己評価ができる。
11週 第6課(4) SVO1O2(O2=how to~)を解説する。 前期に学んだSVOOの文型との比較で、SVO1O2(O2=how to~)を理解できる。
12週 第7課(1) 現在分子の形容詞的用法を解説する。 現在分詞が文中で使われる例を特定し、意味が理解できる。
13週 第7課(2) 過去分詞の形容詞的用法を解説する。 過去分詞が文中で使われる例を特定し、意味が理解できる。
14週 第7課(3) 分子構文を解説する。 分詞構文が文中で使われる例を特定し、意味が理解できる。
15週 第7課(4) 分子構文を解説する。 分詞構文が文中で使われる例を特定し、意味が理解できる。
16週 これまでの復習・多読 期末試験にむけて、学習内容を確認できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1

評価割合

試験小テスト読書活動その他合計
総合評価割合60201010100
基礎的能力60201010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000