資源エネルギー工学概論

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 資源エネルギー工学概論
科目番号 0078 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 資源・エネルギー工学要論 第3版 世良 力 著
担当教員 加藤 格

到達目標

1.資源エネルギー問題について現状を説明できる。
2.化石燃料の資源や特徴について説明できる。
3.自然エネルギーの特徴を説明できる。
4.原子力発電について説明できる。
5.省エネルギー技術や環境評価手法について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1資源エネルギー問題について現状を詳しく説明できる。資源エネルギー問題について現状を説明できる。資源エネルギー問題について現状を説明できない。
評価項目2化石燃料の資源や特徴について詳しく説明できる。化石燃料の資源や特徴について説明できる。化石燃料の資源や特徴について説明できない。
評価項目3自然エネルギーの特徴を詳しく説明できる。自然エネルギーの特徴を説明できる。自然エネルギーの特徴を説明できない。
評価項目4原子力発電について詳しく説明できる。原子力発電について説明できる。原子力発電について説明できない。
評価項目5省エネルギー技術や環境評価手法について詳しく説明できる。省エネルギー技術や環境評価手法について説明できる。省エネルギー技術や環境評価手法について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (d) 説明 閉じる
JABEE (e) 説明 閉じる
学習・教育目標 C6 説明 閉じる

教育方法等

概要:
資源エネルギー問題について現状を解説する。化石燃料の資源や特徴について解説する。自然エネルギーの特徴を解説する。原子力発電について解説する。省エネルギー技術や環境評価手法について解説する。
授業の進め方・方法:
教科書の内容を中心に、資源エネルギーについて解説する。日本および世界の課題を挙げ、各論について詳細に解説する。受講生の感想や意見を聞きながら進めたり、テーマを決めて討論する。
注意点:
教科書を熟読すること。教科書以外の書籍や情報を調査し、資源やエネルギーについて知見を広め、自分の考えを醸成できるとよい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 総論・エネルギーの基礎(1) 資源やエネルギー問題の概観を把握できる。
2週 総論・エネルギーの基礎(2) 資源やエネルギー問題の概観を把握できる。
3週 化石燃料エネルギー(1) 石炭、石油、天然ガスなどの資源について説明できる。
4週 化石燃料エネルギー(2) 石炭、石油、天然ガスなどの製造法について説明できる。
5週 化石燃料エネルギー(3) 石炭、石油、天然ガスなどの用途について説明できる。
6週 電力(電気エネルギー)(1) 日本および世界の電力事情について説明できる。
7週 電力(電気エネルギー)(2) 発電方法、発電システムについて説明できる。
8週 自然エネルギー(1) 水力、地熱、などのエネルギーについて説明できる。
4thQ
9週 自然エネルギー(2) 風力、バイオマス、海洋エネルギーについて説明できる。
10週 自然エネルギー(3) 太陽エネルギーおよび太陽電池について説明できる。
11週 核エネルギー(1) 原子力発電の現状について説明できる。
12週 核エネルギー(2) 原子力発電の特徴や他の発電との比較について説明できる。
13週 核エネルギー(3) 核燃料サイクル、核融合について説明できる。
14週 省エネルギー技術 コジェネレーション、ヒートポンプ等について説明できる。
15週 環境評価手法 ライフサイクルアセスメントの考え方について説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。3
計測SI単位系における基本単位と組立単位について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力000080080
専門的能力000020020
分野横断的能力0000000