微分積分II

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 微分積分II
科目番号 0090 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 高専テキストシリーズ 微分積分学1 森北出版、高専テキストシリーズ 微分積分1 問題集 森北出版
担当教員 井口 雄紀

到達目標

定積分を求めることができる
定積分を用いて面積、体積を求めることができる
不定積分を求めることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複雑な定積分が計算できる基本的な定積分が計算できる定積分が計算できない
評価項目2複雑な面積、体積が計算できる基本的な面積、体積が計算できる面積、体積が計算できない
評価項目3複雑な不定積分が計算できる基本的な不定積分が計算できる不定積分が計算できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 C1 説明 閉じる
JABEE (c) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
平均値の定理、関数の1次近似、グラフの変曲点、、関数の定積分、置換積分法、部分積分法、関数の不定積分、など
を理解し、これらを用いた基本的な計算や面積、体積への応用を習得する。
授業の進め方・方法:
講義、小テスト、課題提出等による。
注意点:
微分積分学1の内容は必須である。課題試験も定期試験と同等の扱いをして成績に加味する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、対数関数・指数関数の導関数 対数関数・指数関数の導関数を求めることができる
2週 三角関数・逆三角関数の導関数 三角関数・逆三角関数の導関数を求めることができる
3週 不定形の極限 ロピタルの定理を用いて不定形の極限を求めることができる
4週 関数の増減と凹凸 増減と凹凸に基づいてグラフをかくことができる
5週 関数の最大値・最小値 いろいろな関数の最大値・最小値を求めることができる
6週 微分と近似、定積分 微分、近似の概念を理解する。定積分の概念を理解する
7週 定積分の計算と面積 定積分により面積が計算できる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 定積分の置換積分法 定積分の置換積分ができる
10週 定積分の部分積分法、いろいろな定積分 定積分の部分積分ができる
11週 面積 定積分により面積が計算できる
12週 体積 定積分により体積が計算できる
13週 不定積分、不定積分の置換積分法 不定積分の置換積分ができる
14週 不定積分の部分積分法 不定積分の部分積分ができる
15週 後期末試験
16週 試験解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。3
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。3
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。3
分数関数・無理関数・三角関数・指数関数・対数関数の不定積分・定積分を求めることができる。3
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。3
簡単な場合について、曲線の長さを定積分で求めることができる。3
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000