到達目標
【目的】
この科目を受講することにより、「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」へとシフトする基礎を養う。
【到達目標】
1.辞書を活用し、文法の知識を駆使して、自力で教科書のや授業内で与えられた素材の英文の内容を理解することができる。
2.様々なリーディングスキルを学び、よりスムーズに英文を読む事ができるようになる。
3.教科書や授業内で与えられた素材について、自分なりの意見を表現できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達度レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 英文を英文の語順のまま、構造を正しく理解し、正しく意味を読み取る事ができる。 | 返り読みが所々ありつつも、英文の構造を正しく理解し、正しく意味を読み取る事ができる。 | 返り読みがありつつ、英文の構造や意味が曖昧なところがややありながらも、大凡正しく構造や意味を理解できる。 | 英文の構造や意味が曖昧なところ多く、英文の正しい理解ができない。 |
評価項目2 | 授業内で示された課題を近隣の学生達と討議し、自分なりの意見を導き出した上で、更なる問題などについて提示できる。 | 授業内で示された課題を近隣の学生達と討議し、自分なりの意見を導き出せる。 | 授業内で示された課題を近隣の学生達と討議できる。 | 授業内で示された課題を近隣の学生達と討議できない。(課題を十分に理解できない) |
評価項目3 | 語彙の増強を図り、単語帳で扱う単語の8割以上の意味を正しく理解できる。 | 語彙の増強を図り、単語帳で扱う単語の7割以上の意味を正しく理解できる。 | 語彙の増強を図り、単語帳で扱う単語の6割以上の意味を正しく理解できる。 | 単語帳で扱う単語の意味の理解が6割未満にとどまる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1.本科目では毎回教科書から1つのトピックと、別の英語素材1つを扱い、教科書についてはおおよそ以下の内容で進める(順不同)
①本文音声のListening ②本文理解 ③本文内容について自分の感想・意見をまとめる ④クラスメイトと意見を交換し、更に考えを深める
2.夏季休業中には、長編小説等の読み物を、興味に応じて自ら探して購入し、英語読書体験を発展させる。
授業の進め方・方法:
1.共通テキストを使用した時間帯では、英語辞書は常に机上に用意しておき、随時活用する。
2.英文を通して得た情報を元に、自分なりの考えをまとめ、書き出す。その後、討論する。
注意点:
・教科書、英語辞書、ノート、文法書、は毎回持参すること。
・本科目の成績は定期試験の成績のみならず、予習・復習などの自学自習の実施状況も考慮して判断される。したがって自学自習の習慣を身につけることが肝要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション シラバス配布、授業で使用する道具の確認、小テストの説明など。 Unit 1 Greetings in the World [Reading Skill]主語と述語動詞 |
本科目の授業の進め方などを理解する。主語と動詞を的確に捉えることにより、英文を理解することができる。
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2週 |
Unit 1 The Toughest Creatures, [Reading Skill]フレーズ・リーディング |
文を意味のまとまりごとに区切って読むこと(フレーズ・リーディング)により、英文を理解することができる。
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3週 |
Unit 1 A Digital Detox [Reading Skill] 代名詞 |
代名詞やパラフレージングに着目して読むことにより、英文を理解することができる。
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4週 |
Unit 1A Paper Aechitect: Shigeru Ban [Reading Skill] 未知語の予測 |
未知語に遭遇した場合の戦略について学び、その戦略を通して英文を読むことにより英文を理解することができる。
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5週 |
Unit 1 A Digital Laughter Therapists [Reading Skill] バラグラフ構成 |
各パラグラフ内部の構成を意識して読むことにより、英文を理解することができる。
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6週 |
Unit 1A Secrets of Janken [Reading Skill] パラグラフ構成 |
各パラグラフ内部の構成を意識して読むことにより、英文を理解することができる。
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7週 |
Unit 1 Wild Raccoon Dogs in Tokyo [Reading Skill] ディスコースマーカー:列挙・例示 |
例示・列挙を表す語句を理解し、それらに着目して読むことにより英文を理解することができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
答案返却・説明・英文素材を読む |
これまで学んだことの中で、理解できた部分と理解できていなかった部分を振り返り、後者について復習する。
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10週 |
Unit 1 The language Café, [Reading Skill] ディスコースマーカー:列挙・例示 |
例示・列挙を表す語句を理解し、それらに着目して読むことにより英文を理解することができる。
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11週 |
Unit 1 The High Line [Reading Skill] ディスコースマーカー:時間的順序 |
文章の展開方法として時間的順序を述べる構成を意識し、これに着目して読むことにより英文を理解することができる。
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12週 |
Unit 1 How Fast Can Humans Run? [Reading Skill] ディスコースマーカー:時間的順序 |
文章の展開方法として時間的順序を述べる構成を意識し、これに着目して読むことにより英文を理解することができる。
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13週 |
Unit 1 Shortened Words in Texting [Reading Skill] ディスコースマーカー:比較・対象 |
文章構成における比較に着目して読むことにより英文を理解することができる。
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14週 |
Unit 1 Plant Factories [Reading Skill] ディスコースマーカー:比較・対象 |
文章構成における比較に着目して読むことにより英文を理解することができる。
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15週 |
夏休み読書課題に基づく活動 |
夏休み読書課題を通して得たものを授業内で共有し、互いの読書体験を深める。
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16週 |
これまでの復習 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 課題 | 授業内活動 | | | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 18 | 10 | 12 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 18 | 10 | 12 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |