地球・環境・省エネルギー

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 地球・環境・省エネルギー
科目番号 0146 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「高等学校 改訂 地学基礎」(第一学習社)、「改訂 ネオパルノート地学基礎」(第一学習社)、
担当教員 前段 眞治

到達目標

[目的]
惑星である地球について学習し、地球環境保全の意識をもつ。
[到達目標]
惑星である地球の内部活動や大気、海洋の運動を理解し、地球環境保全の問題を認識できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1惑星である地球の内部活動を説明できる。惑星である地球の内部活動を理解できる。惑星である地球の内部活動の基本を理解できる。惑星である地球の内部活動を理解できない。
評価項目2大気と海洋、地球環境保全を説明できる。大気と海洋、地球環境保全を理解できる。大気と海洋、地球環境保全の基本を理解できる。大気と海洋、地球環境保全を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
惑星である地球の特徴を学び、大気や海洋の運動を理解する。そして地球環境保全の問題を認識する。
授業の進め方・方法:
授業ではワークシートを配布し、完成したものを提出してもらう。座学を受けた後のまとめになるので、それを有効に活用する。
この科目は学修単位科目のため、事前、事後学習としてレポートを実施します。
注意点:
授業の予習、復習および演習については自学自習により取り組むことが必要である。
配布されたワークシートを必ず完成して提出する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 地球・環境・省エネの基本概念について説明する。 地球・環境・省エネの基本概念について理解できる。
2週 大気圏の構造を説明する。 大気圏の構造を理解できる。
3週 大気の熱収支と大気の運動を説明する。
大気の熱収支と大気の運動を理解できる。
4週 大気の大循環を解説し、気象現象を説明する。 大気の大循環、気象現象を理解できる
5週 海水の運動と潮流、津波などを説明する。 海水の運動と潮流、津波などを理解できる。
6週 地球温暖化の原因と対策を解説する。 地球温暖化の原因と対策を理解できる。
7週 太陽系と、惑星である地球を解説する。 太陽系と、惑星である地球を理解できる。
8週 大気と水で覆われた惑星が地球であることを説明する。 大気と水で覆われた惑星が地球であることを理解できる。
4thQ
9週 地球の陸地や海底の地形と形成を説明する。 地球の陸地や海底の地形と形成を理解できる。
10週 地球の内部構造を説明する。 地球の内部構造を理解できる
11週 火山活動とマグマの関連を説明する。 火山活動とマグマの関連を理解できる。
12週 地震と断層運動を説明する。 地震と断層運動を理解できる。
13週 プレートテクトニクス理論を説明する。 プレートテクトニクス理論を理解できる。
14週 プレート運動と地震発生との関係について説明する。 プレート運動と地震発生との関係について理解できる
15週 授業の振り返りを行う。 半期の授業の目的や授業内容を概観できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。3後2
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。3後3
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。3後3,後4
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。3後5
マグマの生成と火山活動を説明できる。3後6
地震の発生と断層運動について説明できる。3後7
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。3後8
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。3後9
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。3後10
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。3後11
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3後12
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。3後13
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。3後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力50000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000