到達目標
1.今までの英語学習で培った英語力を用いて、Bram Stoker原作のDraculaのretold版を読み、内容を理解し、まとめることができる。
2.授業内で扱われる19、20世紀イギリス文化について、知識や情報を得て、整理し、まとめることができる。
3.授業で学習したイギリス文学・文化を元に、グループでテーマ設定を行ったのち、リサーチ等を行い、その成果を発表することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | Stoker原作のDraculaのretold版を読み、内容を正しく理解し、正確にまとめることができる。 | Stoker原作のDraculaのretold版を読み、内容を理解し、まとめることができる。 | Stoker原作のDraculaのretold版を読み、内容を正しく理解できず、まとめることができない。 |
評価項目2 | 19、20世紀イギリス文化について、知識や情報を得て、上手に整理し、正確にまとめることができる。 | 19、20世紀イギリス文化について、知識や情報を得て、整理し、まとめることができる。 | 19、20世紀イギリス文化について、知識や情報を得て、整理することができず、まとめることができない。 |
評価項目3 | 授業で学習したイギリス文学・文化を元に、グループでプロジェクトを行い、その成果を上手に発表することができる。 | 授業で学習したイギリス文学・文化を元に、グループでプロジェクトを行い、その成果を発表することができる。 | 授業で学習したイギリス文学・文化を元に、グループでプロジェクトを行えず、その成果を発表することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 B2
説明
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学習・教育目標 B3
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教育方法等
概要:
本ゼミでは、ブラム・ストーカーのDracula (1897年)を原作とretold版の両方を使いながら読んでいく。その際、この小説の形式や作品がかかれた19後半、20世紀初頭の文学史や文化的背景を合わせて学習する。受講者は,Dracula の担当箇所や本ゼミのテーマと関連ある事項についての発表,クラスメートと共にプロジェクトを行う必要がある。そのほか、吸血鬼を扱った小説、漫画、アニメ、映画等の大衆文化についてもリサーチと発表を行ってもらう予定である。
授業の進め方・方法:
Retold版のDracula(Young Adult ELi Readers)を主に読み進めながら、背景知識となる19,20世紀のイギリス文学を含む当時の文化について学ぶ。教科書を読むにあたって、担当者を割り振り、担当者は発表において、担当箇所のあらすじ、登場人物、重要と思われるシーンや表現、担当教員が指定した原作の文章抜粋、吸血鬼を扱った大衆文化について発表を行う。作品が書かれた当時の時代背景を知るために、19、20世紀文化・文学に関するテーマについて、科目担当者の指導のもと、受講者自身が文献等を使って調査し、調査の成果をクラス内で発表するかたちで共有する。その他、授業で扱った作品に関連したグループプロジェクトを行い、その成果を発表する。
注意点:
授業に必要な連絡はKinqで連絡することがある。予習をしっかり行い、発表に向けて準備をすること。受講者の状況等に応じて、授業内容を若干変更することがある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
本科目で学習する事項をシラバスを元に説明を受け、把握することができる。
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2週 |
Chap. 1, 担当決め、プレゼンテーションについて |
Draculaの内容を理解し、内容に関する問題で正解することができる。評価に関連する課題について内容を正しく把握できる。
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3週 |
Chap. 1, イギリス文学と文化#1 |
Draculaの内容を理解し、内容に関する問題で正解することができる。作品の形式について知識を得て、それを整理することができる。
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4週 |
Chap. 2, イギリス文学と文化#2 |
Draculaの内容を理解し、内容に関する問題で正解することができる。作者について知識を得て、それを整理することができる。
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5週 |
プロジェクトに関するグループワーク 担当教員とのカンファレンス
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グループプロジェクトの発表に向けて、テーマに沿った準備を進めることができる。
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6週 |
Chap. 3,イギリス文学と文化#3 |
Draculaの内容を理解し、内容に関する問題で正解することができる。作品の背景にある文化に関する知識を得て、それを整理することができる。
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7週 |
Chap. 4,イギリス文学と文化#4 |
Draculaの内容を理解し、内容に関する問題で正解することができる。作品の背景にある文化に関する知識を得て、それを整理することができる。
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8週 |
特別講義 |
Draculaに登場する音響機材についてのレクチャーを受け、課題をこなすことができる。
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4thQ |
9週 |
Chap. 5,イギリス文学と文化#5 |
Draculaの内容を理解し、内容に関する問題で正解することができる。作品の背景にある文化に関する知識を得て、それを整理することができる。
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10週 |
Chap. 6,7イギリス文学と文化#6 |
Draculaの内容を理解し、内容に関する問題で正解することができる。作品の背景にある文化に関する知識を得て、それを整理することができる。
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11週 |
プロジェクトに関するグループワーク 担当教員とのカンファレンス
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グループプロジェクトの発表に向けて、発表準備を進めることができる。
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12週 |
Chap. 8,イギリス文学と文化#7 |
Draculaの内容を理解し、内容に関する問題で正解することができる。作品の背景にある文化に関する知識を得て、それを整理することができる。
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13週 |
プロジェクト成果発表 |
グループプロジェクトの成果を発表することができる。
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14週 |
プロジェクト成果発表 |
グループプロジェクトの成果を発表することができる。
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15週 |
まとめ |
本科目で学習したことを概観し、今後の学習目標を立てることができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 25 | 25 | 10 | 0 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 10 | 10 | 0 | 10 | 5 | 50 |
専門的能力 | 5 | 5 | 0 | 0 | 5 | 5 | 20 |
分野横断的能力 | 5 | 10 | 0 | 0 | 5 | 10 | 30 |