TOEIC Seminar Ⅰ(選択外国語)

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 TOEIC Seminar Ⅰ(選択外国語)
科目番号 7817 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 電子工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 The TOEIC Test Trainer Target 350 (センゲージラーニング), Grammar for Comm. 文法書
担当教員 樫村 真由

到達目標

1. 中学・高専での既習の文法事項と基本的な英語の語彙を理解し、その知識をTOEICのリスニング問題解答の際に応用することができる。

2. 中学・高専での既習の文法事項と基本的な英語の語彙を理解し、その知識をTOEICのリーディング問題解答の際に応用することができる。

3.英語の発音上のルールを学習し、TOEICのリスニング問題解答の際に応用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1TOEIC形式の問題演習において、聴こえてくる英文を理解し、正しい返答を選択できる。また、ある程度まとまった英文を聴き、内容を理解し、正答を導き出せる。教科書と同程度の難易度のTOEIC形式の問題演習において、聴こえてくる英文を理解し、正しい返答を選択できる。また、ある程度まとまった英文を聴き、内容を理解し、正答を導き出せる。教科書で1度学習したTOEIC形式の問題演習において、聴こえてくる英文を理解することも正答を導き出すことができない。また、ある程度まとまった英文を聴き、内容を理解することも正答を導き出すこともできない。教科書で1度学習したTOEIC形式の問題演習において、聴こえてくる英文を理解することも正答を導き出すことができない。また、ある程度まとまった英文を聴き、内容を理解することも正答を導き出すことができない。
評価項目2TOEIC形式の問題演習において、英文法・語彙の問題で正答を導き出せる。また、ある程度まとまった英文を読み、内容を理解し、正答を導き出せる。教科書と同程度の難易度のTOEIC形式の問題演習において、英文法・語彙の問題で正答を導き出せる。また、ある程度まとまった英文を読み、内容を理解し、正答を導き出せる。教科書で1度学習したTOEIC形式の問題演習において、英文法・語彙の問題で正答を導き出すことができる。また、教科書で1度学習したある程度まとまった英文を読み、内容を理解し正答を導き出せる。教科書で1度学習したTOEIC形式の問題演習において、英文法・語彙の問題で正答を導き出すことができない。また、ある程度まとまった英文を読み、内容を理解することも正答を導き出すこともできない。
評価項目3英語の発音上のルールを理解し、TOEICのリスニング問題解答の際に正しく応用することができる。英語の発音上のルールを理解し、TOEICのリスニング問題解答の際にヒントがあれば、正しく応用することができる。英語の発音上のルールを理解することができる。英語の発音上のルールを理解することもそれを応用することもできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 B3 説明 閉じる
JABEE (f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
TOEIC Seminar Ⅰ は、TOEICに必要な基本的語彙力、聴解力、読解力、文法力の向上を目指す。英語の基礎から学習したい人向けのクラスである。教科書の各ユニットで扱われる中学校や高専で学んだ文法事項の復習に時間を一定量割き、必要に応じて、高専のGrammarの授業で使っていた文法書を使う。また、教科書関連文法項目の練習問題も扱う。その他、語彙、会話表現も学習する。TOEICの実践的な問題を演習することや各パートに必要なtest-taking strategyを学ぶことを通じて、TOEICのリスニング・リーディングの問題を解く際に必要な力を総合的に養う。
授業の進め方・方法:
各ユニットを平均2回の授業でカバーする。授業は予習事項として、予め与えられた宿題をやってくることを前提とする。予習事項となるのは、①各ユニットの”vocabulary”に出てくる単語・熟語を辞書で引き、問題を解く。②指定された問題をまずは辞書等引かずに取り組み、その後、分からなかった語彙等を辞書で調べて再度問題に取り組む。授業では、予習事項や宿題箇所の解答チェックを行ったのち、リスニングのTOEIC演習問題に授業内で取り組む。その後、そのユニットで焦点が当てられている文法項目について復習・学習し、各ユニットのTOEIC演習問題やユニットで扱われている文法事項の関連練習問題を行う。ただし、各ユニットで扱われているテーマ・文法事項の難易度、教授者が焦点を起きたいポイントによって多少授業内での活動の順番が入れ替わることや、上記以外にも予習や授業外課題として宿題が課されることがある。2ユニット終了ごとに、vocabularyに出てきた語彙の小テストを行う。
注意点:
予習事項や指示された宿題・課題は必ず取り組み、授業に備えること。教科書に演習問題が載っているため、必ず毎回教科書を持ってくること。また、リスニングに関する音声ファイルは、初回授業での指示に従ってダウンロードしいつでも使えるようにしておくこと。授業の際は、教科書のほかに英和辞典、Grammarの授業で使っていた参考書を持参すること。本科目の成績は定期試験の成績のみならず、予習・復習などの自学自習の実施状況も考慮して判断される。したがって、自学自習の習慣を身につけることが必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(シラバス配布、教科書の構成について、履修上の注意事項、TOEIC新形式問題について、実力診断Pre-test) 本授業で網羅する予定の内容や授業の進み方、今後学習する事柄、TOEICの試験形式について確認し、把握することができる。実力診断Pre-testで現段階での自分のTOEIC演習問題での達成度を把握し、自分の学習課題を確認することができる。
2週 Unit 1: オフィスで、復習文法事項:自動詞と他動詞 Unit 1で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
3週 Unit 1: オフィスで、復習文法事項:自動詞と他動詞 Unit 1で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
4週 Unit 2: 買い物、 復習文法事項:形容詞・副詞・前置詞 Unit 2で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
5週 Unit 2: 買い物、 復習文法事項:形容詞・副詞・前置詞 Unit 2で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
6週 Unit 3: 食事、 復習文法事項:名詞と冠詞 Unit 3で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
7週 Unit 3: 食事、 復習文法事項:名詞と冠詞、これまでの復習 Unit 3で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
8週 中間試験 これまで授業で学習してきたことがどのくらい定着しているのか到達目標をどのくらい達成しているのかをテストで示すことができる。
2ndQ
9週 Unit 4: 観光 復習文法事項:進行形 Unit 4で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
10週 Unit 4: 観光 復習文法事項:進行形、英語の発音ルール(1) Unit 4で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。英語の発音ルールを理解し、演習問題解答の際に活用できる。
11週 Unit 5: 宣伝・広告、 復習文法事項:完了形 Unit 5で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
12週 Unit 5: 宣伝・広告、 復習文法事項:完了形 Unit 5で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
13週 Unit 6: 数字、 復習文法事項:不定詞 Unit 6で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
14週 Unit 6: 数字、 復習文法事項:不定詞 Unit 6で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
15週 前期の復習と総括、夏休みの課題について 前期に学んだことと試験結果を元に自分の成果と課題を整理し、夏休みの学習計画を立てることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 Unit 7: 日常生活、復習文法事項:動名詞 Unit 7で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
2週 Unit 7: 日常生活、復習文法事項:動名詞 Unit 7で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
3週 Unit 8: エンターテイメント、復習文法事項:関係代名詞と関係副詞 Unit 8で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
4週 Unit 8: エンターテイメント、復習文法事項:関係代名詞と関係副詞 Unit 8で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
5週 Unit 9: 交通、 復習文法事項:複文 Unit 9で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
6週 Unit 9: 交通、 復習文法事項:複文 Unit 9で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
7週 後期のここまでの復習・新形式TOEIC問題演習 これまでに学習したことや得た知識を新形式のTOEICの問題演習解答の際に活用できる。
8週 中間試験 これまで授業で学習してきたことがどのくらい定着しているのか到達目標をどのくらい達成しているのかをテストで示すことができる。
4thQ
9週 Unit 10: 職業、 復習問題事項:受動態、英語の発音ルール(3) Unit 10で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。英語の発音ルールを理解し、演習問題解答の際に活用できる。
10週 Unit 10: 職業、 復習問題事項:受動態、英語の発音ルール(3) Unit 10で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。英語の発音ルールを理解し、演習問題解答の際に活用できる。
11週 Unit 11: いろいろな国の英語1、 復習問題事項:分詞 Unit 11で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
12週 Unit 11: いろいろな国の英語1、 復習問題事項:分詞 Unit 11で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
13週 Unit 12: いろいろな国の英語2 復習問題事項:比較表現 Unit 12で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
14週 Unit 12: いろいろな国の英語2 復習問題事項:比較表現 Unit 12で学習または復習した語彙と文法事項の知識を演習問題解答の際に活用できる。
15週 1年の総括 この1年で学んだことと試験結果を元に自分の成果と課題を整理し、今後の学習目標と計画を立てることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700010020100
基礎的能力50001002080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000