| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 直流電圧や電流の物理的意味と結び付けてそれらの向きの関係を示すことができる. | 直流電圧と電流の向きの関係を示すことができる. | 直流電圧と電流の向きの関係を示すことができない. |
評価項目2 | .オームの法則と抵抗の合成を組み合わせて,直流回路の解析ができる. | オームの法則を適用して,ごく簡単な回路または回路の一部分の解析ができる.また,合成抵抗値を計算できる. | オームの法則の適用および合成抵抗値の計算ができない. |
評価項目3 | キルヒホッフの法則によって関係づけた電圧や電流の関係を利用して,直流回路の解析ができる. | キルヒホッフの法則を用いて,回路各部に成り立つ電圧や電流の関係を式で表現できる. | キルヒホッフの法則を適用できない. |
評価項目4 | 網目電流法を用いて,複数の電源が含まれる直流回路における電圧と電流について,連立方程式で関係を表現し,解析することができる. | 網目電流法を用いて,複数の電源が含まれる直流回路における電圧と電流について,連立方程式で関係を表現することができる.また,その一部分について解析することができる.
| 網目電流法を用いて,複数の電源が含まれる直流回路における電圧と電流について,連立方程式で関係を表現することができない. |
評価項目5 | 重ねの理を用いて,複数の電源が含まれる直流回路の解析をすることができる. | 複数の電源が含まれる直流回路において,単一の電源が存在する場合の各部の電流が与えられたときに,すべての電源が存在する場合の各部の電流を求めることができる.
| 複数の電源が含まれる直流回路において,単一の電源が存在する場合の各部の電流が与えられても,すべての電流が存在する場合の各部の電流を求めることができない. |