ReadingⅣ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 ReadingⅣ
科目番号 0029 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『英語総合問題集 UNITE (Stage 2.5)』(数研出版)、『The 1500 Core Vocabulary for The TOEIC Test』(成美堂)
担当教員 横溝 仁

到達目標

・既習英文法の復習と定着を図りながら、英文読解の基本的な技術を身につける。
・多少難易度の高い英文であっても、自分で文章構造を分析し、概要や要点を把握することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達度レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1教科書の文章を構造や展開に注意して読み、書き手の意図、概要や要点をほぼ全て正確に把握することができる。教科書の文章を構造や展開に注意して読み、書き手の意図、概要や要点を概ね正確に把握することができる。教科書の文章を構造や展開に注意して読み、書き手の意図、概要や要点を概ね把握することができる。教科書の文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握することが十分にできない。
評価項目2辞書無しで平易な英語の文章を毎分150語の速度で読める。辞書無しで平易な英語の文章を毎分100語の速度で読める。辞書無しで平易な英語の文章を毎分80語の速度で読める。辞書無しで平易な英語の文章を読む速度が毎分80語に満たない。
評価項目3定期テスト、小テスト、課題等の合計点が80点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が70点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が60点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が60点未満である。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
いわゆる「使える英語力」を身につけるためには、低学年—とくに1・2年生—での《英語の基礎体力づくり》が欠かせません。この授業では主に「読解」に焦点をあて、英語の基礎体力づくりを行います。近い将来、皆さんは様々な場面で英語の文章に触れる機会があるはずです。いくら翻訳アプリの精度が上がったとはいえ、それで事足りるというわけではありません。この授業では皆さんに「英文読解の基本技術」を修得してもらい、多少難易度の高い(専門性の高い)英文であっても、自分で構造を分析し、概要や要点を把握できるようになってもらたいと思います。2年生までに「英文読解の基本技術」をしっかり修得しておけば、3年次以降、よりスムーズに発展的な内容へと移行できるはずです。
授業の進め方・方法:
1. 小テスト → 2. Reading重要ポイント確認 → 3. Your Idea/Expression/Listening → 4. 本文速読
注意点:
・教科書、参考書、辞書、ハンドアウトを管理するバインダー等を持参すること。
・基本的に復習を重視するが、英語が苦手な学生は本文の予習が欠かせない。
・英語学習は筋トレのようなもの、日々の学習(継続性)が非常に重要。一夜漬けは✖。
・受講者の学習到達度に合わせ、適宜学習内容や進度を変更することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Introduction to Reading IV
2週 単語テスト#11、Lesson 10 比較の用法を理解して、正確に英文を読むことができ
る。
3週 単語テスト#12、Lesson 11
関係詞の用法を理解して、正確に英文を読むことができる。
4週 単語テスト#13、Lesson 12

関係詞の用法を理解して、正確に英文を読むことができる。
5週 単語テスト#14、Lesson 13
仮定法の用法を理解して、正確に英文を読むことができる。
6週 単語テスト#15、Lesson 14
特殊構文の用法を理解して、正確に英文を読むことができる。
7週 総復習、中間試験対策、課題チェック 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
8週 中間試験 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
4thQ
9週 試験返却、実践演習 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
10週 単語テスト#16、実践演習 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
11週 単語テスト#17、実践演習
学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
12週 単語テスト#18、実践演習 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
13週 単語テスト#19、実践演習 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
14週 単語テスト#20 実践演習 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
15週 総復習、期末試験対策、課題チェック 学習した文法事項やリーディング・スキルを活用して正確に英文を読解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力の基礎固め説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

定期試験小テスト課題合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100